里親探しの裏側、全部見せます!猫の幸せのための重要な手続き〈もらわれていった子猫にこの家を思い出さない未来を望む〉

2021.3.27
保護猫3

文と写真=仁尾 智 編集=アライユキコ


近所をうろつく子猫が心配で保護した。仮の名前を「えん」とした。本当の名前は、いずれ里親が決まってもっと幸せになったときにつけてもらえばいい……いいんだ。譲渡する立場を自分で選んだとわかっていても、このまま手元に置きたいというのも本音。そして、里親候補が現れた。大好評〈猫歌人〉仁尾智が記録する保護猫観察日記、短歌つき。


揺れる保護主の心情を楽しんでください

昨年11月、車のエンジンルームに入り込んでいた猫を保護して「えん」(仮名)と名つけた。エンジンルームの「えん」、そして「いいご縁がありますように」の願いも込めた「えん」だ。

「えん」はゆっくりと、でも着実に家に慣れていった。

その「えん」の里親探しの顛末を記したいと思う。

譲渡のときって、なんだか「複雑な気持ち」になりがちで、たくさん短歌ができる。時々過去に作った猫短歌を織り込んでいくので、揺れる保護主の心情を楽しんでいただければ。

しっぽがくるんとチャームポイントなえん
しっぽがくるんとチャームポイントなえん

〈里親を探すつもりの猫の名は「1」 愛着がわかないように〉

猫を保護してから譲渡するまでのフローチャート
猫を保護してから譲渡するまでのフローチャート(作図/仁尾智)

募集開始 #里親さん募集予定


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仁尾 智

(にお・さとる)猫歌人。1968年生まれ。1999年に五行歌を作り始める。2004年『枡野浩一のかんたん短歌blog』と出会い、短歌を作り始める。短歌代表作に『ドラえもん短歌』(小学館文庫)収録の《自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった》などがある。『猫びより』で「猫のいる家に帰り..