近所をうろつく子猫が心配で保護した。仮の名前を「えん」とした。本当の名前は、いずれ里親が決まってもっと幸せになったときにつけてもらえばいい……いいんだ。譲渡する立場を自分で選んだとわかっていても、このまま手元に置きたいというのも本音。そして、里親候補が現れた。大好評〈猫歌人〉仁尾智が記録する保護猫観察日記、短歌つき。
目次
揺れる保護主の心情を楽しんでください
昨年11月、車のエンジンルームに入り込んでいた猫を保護して「えん」(仮名)と名つけた。エンジンルームの「えん」、そして「いいご縁がありますように」の願いも込めた「えん」だ。
「えん」はゆっくりと、でも着実に家に慣れていった。
その「えん」の里親探しの顛末を記したいと思う。
譲渡のときって、なんだか「複雑な気持ち」になりがちで、たくさん短歌ができる。時々過去に作った猫短歌を織り込んでいくので、揺れる保護主の心情を楽しんでいただければ。

〈里親を探すつもりの猫の名は「1」 愛着がわかないように〉

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