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近ごろ、SNSで炎上するネタとして鉄板なのが「差別批判」だ。しかし、差別に対し、当事者意識を持って発言している人はどれほどいるのだろうか。 HIKAKINや水溜りボンドなど有名YouTuberたちの数多くを擁するUUUM株式会社の鎌田和樹氏が、新型コロナウイルス感染症によって冷ややかになる「日本人」..
NHKの番組から生まれた「AI美空ひばり」が2019年末の紅白歌合戦に出演し、議論を巻き起こした。しかし、筆者にはそうした論点の大半は、大阪大学のロボット研究者である石黒浩が制作に関わった桂米朝のアンドロイドや夏目漱石のアンドロイドに関する議論を後から追いかけたようなものにしか思えなかった。どころか、こうしたジェミノイド(本人と見た目が瓜二つに作られたアンドロイド)をめぐってなされてきた考察からすると、抜け落ちている観点すらあると感じている。ここではAI美空ひばりと漱石や米朝のアンドロイドを比較しながら、著名人のコピーを作ることで生まれる問題を改めて提起していきたい。
ツイッターで政治的な発言をしていることでも知られる俳優の古舘寛治が今回テーマに選んだのは、「全体」の話です。ご自身で「クソまじめな文章」と称しているド直球な話ですが、「このクソのような時代」に忘れてはいけないことでもあるはずです。
霜降り明星、ハナコ、四千頭身、EXIT、宮下草薙――「お笑い第七世代」という言葉で括られるようになった芸人たち。あらゆるメディアで見ない日はないくらい、それぞれが活躍をつづけている。彼らが持つのはお笑いの新しさだけでなく、明らかに上の世代の芸人たちと異なる価値観や考え方を持つ点にもあると感じている人..
開発ユニット「AR三兄弟」の公私ともに長男で、開発者の川田十夢。AR(拡張現実)技術を駆使し、多くの人々を魅了する世界をつくり出している。 コロナウイルスが猛威を振るい始めて、安心して外出できない日々がつづく。「それなら家の中で楽しめることを」と、川田がここ数年でプレイしたゲームの中からベスト10に..
2月に発表されたアカデミー賞で、韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』が作品賞を含む4部門を受賞。世界中で韓国のカルチャーが認められる一方、メイクアップ&ヘアスタイリング部門を受賞したカズ・ヒロは「日本の文化の中で夢を叶えるのは難しい」と語った。新宿2丁目などでMIXバーをプロデュースする女装パフォーマーでライターのブルボンヌは、これらの出来事をどう見ているのか。グラミー賞でのパフォーマンスも行なったBTS(防弾少年団)や、もらい泣きするほど感情移入するIZ*ONE、日本のAKB48やJO1などの話題も交えながら、日韓カルチャーの違いを考える。
デビュー作『古本暮らし』以来、古本や身のまわりの生活について等身大の言葉を綴り、多くの読者を魅了しつづける文筆家・荻原魚雷。高円寺の部屋から、酒場から、街から、世界を読む「半隠居遅報」。ラノベ界にあふれかえる「異世界転生」もののストーリーから、いまの日本について考える。 異世界は常に現代社会を反映す..
宮迫博之と江頭2:50、ほぼ同じタイミングでYouTubeチャンネルを開設したふたりのベテラン芸人。江頭が芸人史上最速でチャンネル登録者数100万人を突破するという「伝説」を作る一方、宮迫には「時期尚早」など賛否両論の評価が寄せられている。 なぜ、江頭はここまで愛されるのか。テレビでは人気司会者だっ..
現在進行形で炎上騒動となっている『ラブライブ!サンシャイン!!』のPRイラスト。「過度に性的」とされるイラストが公共空間に置かれることの是非は、過去に何度も大論争となった。では、批判側は何を問題視し、激しく反論する擁護派は何に対して怒っているのか? 「桃山商事」の清田隆之が、これまで1200人以上の..
伝説のギャル雑誌『egg』の創刊は1995年。「コギャルブーム」が世間を席巻したのも90年代。現『egg』編集長の赤荻さんの目には、現在の90年代リバイバルがどう映っているのか?
もともとの知名度の有無を問わず、多くの人が参入してくるYouTube。それだけではない。あらゆるコンテンツにおいて、「クリエイターになる」ことのハードルは市場も技術もずいぶんと下がってきた。 民放キー局がテレビ放送と同時にネット配信を今秋にも開始検討をしていることが報じられたが、さらに加速する可処分..
九龍ジョーの「クイックジャーナル」第3回は、女優・鈴木杏樹の不倫ニュースについて徹底分析……というわけではなく、鈴木杏樹の不倫相手「元歌舞伎俳優」こと喜多村緑郎と彼の所属する劇団新派について。ラジオ『問わず語りの神田伯山』で伯山先生が「何やってんだロクロウ!」と叫んだ真意を知りたい方は、ぜひご一読を。
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