こんなときだし、ゲームでもしませんか?僕が選んだ最高のゲームベスト10(川田十夢)


文=川田十夢 編集=鈴木梢


開発ユニット「AR三兄弟」の公私ともに長男で、開発者の川田十夢。AR(拡張現実)技術を駆使し、多くの人々を魅了する世界をつくり出している。

コロナウイルスが猛威を振るい始めて、安心して外出できない日々がつづく。「それなら家の中で楽しめることを」と、川田がここ数年でプレイしたゲームの中からベスト10に入った作品たちについて語る。

ウイルスの「イ」表記は、いつから大きくなったんだろう?

猛威を振るうコロナウイルス感染症の影響で、出演予定だったイベントがどんどん中止になっている。そもそも「ウィルス」と表記していたはずの「ィ」が「イ」に、いつのまにか表記が大きくなっちゃっていることも、それに誰も触れない事実も、パンデミックの渦中にあることを物語っている。こないだつくばで共演した明和電機の土佐信道社長も、中国で予定していた大きな展示が中止になったとこぼし、淡いはずの青の作業服がいつもより濃く見えた。好きなアーティストのコンサートだとか、計画していた旅行だとか、キャンセルを余儀なくされて虚無に陥っている読者は多いのではないだろうか。

こんなときは、家の中で楽しめる遊びにシフトチェンジするのが一番。たとえばゲームなんてどうだろう。いつもは時間がなくて避けていたようなビッグタイトルをプレイしてみることを強くおすすめする。当方、老後の楽しみにとっておいたゲームをここ数年で解禁、寸暇を惜しんでプレイする日々。UnityやUnrealなど、開発環境の充実によって、ゲームは百花繚乱の豊かな時代を迎えている。まずはここ数年のベスト10を勝手に発表する。

2020年2月現時点における最高のゲーム、ベスト10

ちなみに当方、かなり偏った考えを持っている。ファミコンしかやってこなかったのに、急にPS4からゲームを再開。人や動物を無闇に殺めるのは大嫌い、映画や小説を楽しむように、没入感を持ってゲームをプレイしたい。ゲームとはいえ、心奪われるような美しい瞬間があってほしい。主戦場である拡張現実に持ち込めそうな道具は、すべて移植して持ち帰りたい。そんな志向をもった変なベスト10であることをご了承ください。

川田十夢が選ぶ最高のゲームベスト10

『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』
『龍が如く7』
『GRAVITY DAZE(グラビティデイズ』)
『Detroit: Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)』
『Grand Theft Auto V(グランド・セフト・オート V)』
『Life is Strange(ライフ イズ ストレンジ)』
『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)』
『タイムホロウ〜奪われた過去を求めて〜』
『Scribblenauts』
『ゴーストトリック』
(以上、順不同)

ドラクエは残念ながら、もう入っていない。ラスボスを倒しても、現実は何ひとつ変わらないことを知ってしまった。スーパーマリオも入っていない。ハテナブロックがニューヨーク市街に登場した一連のプロモーションには興味を持っている。ファミコンジャンプとコナミワイワイワールドは、力学の異なる漫画やゲームのタイトルを横断できる感じが拡張現実的で好きだった。列挙しないまでも次点には入っている。 ここに挙げたタイトルは順不同であるが、ジャンプの掲載順が如く、多少は脳内アンケート結果が反映されている。下から順に紹介する。『クイック・ジャパン』は『ファミ通』じゃないので、ゲーム画面のキャプチャは用いない。解説は、次のページへ続く。


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