『アンという名の少女』シーズン2<9話>進歩的な女性教師に「進歩的な母親の会」が猛反発

Netflixシリーズ『アンという名の少女』シーズン1~3独占配信中

文=米光一成 編集=アライユキコ


Netflix配信中の『アンという名の少女』は、原作『赤毛のアン』に現代的解釈を大胆に加えた作品。『はぁって言うゲーム』の作者でライターの米光一成によるシーズン2の各話レビューも、いよいよ終盤。若い女性教師・ステイシー先生がアヴォンリーに旋風を巻き起こす。

【関連】賛否両論を巻き起こしたNetflix『アンという名の少女』シーズン2はどうなる?

『アンという名の少女』全話レビュー・あらすじまとめ/記事一覧

女性教師にリンド夫人猛反対

『アンという名の少女』シーズン2第9話「かつてのわれらは今のわれら」、ステイシー先生登場の巻。
モンゴメリによる不朽の名作『赤毛のアン』をベースに新たなドラマとして蘇らせた『アンという名の少女』。原作で直截的には描かれなかった「偏見」「いじめ」「人種問題」などが、はっきりと描かれ、現代的なアレンジが強めのドラマのため原作ファンの間では賛否両論になっている。
『アンという名の少女』シーズン2は全10話で、第9話は最終章2話の前編に当たる。

コルセットも着けずズボンをはいて原動機付自転車に乗って遅刻して登場するステイシー先生。さっそく「進歩的な母親の会」から不評をかってしまう。

学校評議員のリンド夫人も、もともと女性教師の採用には反対で、「それ見たことか」と鼻息も荒い。調子に乗って放たれたひどい言葉にマリラは腹を立て、リンド夫人と大ゲンカをしてしまう。

アンは、ステイシー先生をとても気に入り、自分も気に入ってもらいたくて、得意のおしゃべりがオーバーヒート。人をイラっとさせるおしゃべりアンになって、噂話までみんなの前でしてしまう始末。ステイシー先生に怒られ、「噂の危うさと他者への尊重」というタイトルの作文を書くよう命じられる。

ステイシー先生は大人になったアン

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米光一成

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米光一成

米光一成 (よねみつかずなり)ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学教授/日本翻訳大賞運営/東京マッハメンバー。代表作は『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』『BAROQUE』『はっけよいとネコ』『記憶交換ノ儀式』等、デジタルゲーム、アナログゲームなど幅広くデザインする。池袋コミュニティ・カレッジ..