『2020年本屋大賞』のベストセラー小説を李相日が監督し、広瀬すずと共に松坂桃李が主演を務めた映画『流浪(るろう)の月』が公開中だ。 ライターの相田冬二は、映画俳優・松坂桃李の演技の真骨頂は、「私たちが安易に口にしてしまう【普通】という単語に、底知れぬ【多様性】を付与すること」にあるという。 さらに、『流浪の月』での演技は「彼の最高傑作かもしれない」と評する。俳優の奥底にある魅力に迫る連載「告白的男優論」の第23回、松坂桃李論をお届けする。 “水質”は変わらない かつて【綺麗な水】と形容したこ
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映画『流浪の月』
2022年5月13日(金)全国ロードショー
原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
監督・脚本:李相日
撮影監督:ホン・ギョンピョ
音楽:原摩利彦
出演:広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明
製作総指揮:宇野康秀
配給:ギャガ
(c)2022「流浪の月」製作委員会関連リンク