ゆりやんが選ぶ「組みたい女芸人」3位はヒコロヒー、2位は吉住。1位は?(てれびのスキマ)


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『ロンドンハーツ』

「もしも新しくコンビを結成するならあの女芸人と組みたい!」後半戦。

ゆりやんは3位にヒコロヒーを指名。ウィキペディアに「大学時代、大喜利では負けたと思ったことない」と書いてあったとか、「ヒコロヒーのヒッコロコント」というのを、「違うボケに変えれませんか?」などとイジりまくり。

2位に指名した吉住には、『キングオブコント』でユニットを組みたいとマネージャーを通してオファーしたと明かす本気っぷり。だが、吉住は断ったそう。その理由を吉住は「ゆりやんの芸人としての力が強過ぎて負けてしまう」と語る。

1位の横澤夏子に対しては、以前、彼女をバカにするようなコントをしていたそうで、ずっとふざけている。

ヒコロヒーは、阿佐ヶ谷姉妹・江里子に次いで6人から指名を受けるが、1位指名はなく、5人が3位指名。「男にされてきた経験を思い出す」とヒコロヒー。「3番目の女って、誕生日プレゼントに写真入れもらいがち」。

江里子は1位指名5人を含め、7人から指名を受ける人気。大げさに喜ぶが「流す涙もありません」「泣くのは今じゃない」と一切、泣く気配がない。

一方、たんぽぽ川村は誰からも指名されず。今回のメンバーとはあまり交流がないのも一因じゃないかと思う。そのため相方・白鳥からの手紙が。それに嘘っぽく初めて涙を落とす江里子。

今回、江里子のそこはかとない“黒さ”やしたたかさが垣間見られたのもよかった。あと、イワクラのSM風俗「難波秘密倶楽部」体験話に何度も爆笑する渚も可笑しかった。

『UTAGE!』

今回は「夏の特別編」として、芸人が平成芸人軍と令和芸人軍に分かれ、笑いなし、ものまねもなしで本気で歌うという企画。

EXITやほしのディスコ、エハラなど歌がうまいイメージがある芸人たちに混じり、ザコシショウや安村の半裸の男の並びも。

それぞれの思い出の曲を歌うコーナーでは、平成芸人軍はどぶろっくによる真心ブラザーズの「サマーヌード」から始まり、安村が半裸のままSomething ELseの「ラストチャンス」を歌うと、次に登場したのはザコシショウ。「学生のときずっと好きで歌ってた」という田原俊彦の「ごめんよ涙」を歌った。

テンガロンハットに黒パンツ。上半身は裸に赤のジャケットを羽織るという出で立ち。動きはいつものザコシショウながらまじめに歌うから無性に可笑しい。甘い歌声。けど、途中から耐えられなくなったのか「トシちゃんでーす!」というのを入れちゃうのがザコシらしい。

そしてもう中学生は、岡村孝子の「夢をあきらめないで」。優しげな歌声がめちゃくちゃ合う!

視聴者からのリクエストに応えるマラソンメドレーで、ザコシは井上陽水の「少年時代」を。今度は半裸のまま。けれど最後までまじめに歌う。まじめに歌っている姿がこんなにおもしろい人はなかなかいない。

明日観たい番組:『ウッチャン式』マヂカルラブリーが昔話『金太郎』のアップデートに挑む

『ウッチャン式』(TBS)マヂカルラブリー×昔話アップデート。

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「ノックアウトシティ」。

『ガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「息つがない部」。

『関ジャム』(テレ朝)「売れっ子振付師の仕事術」。

『日向坂で会いましょう』(テレ東)「上半期の個人的重大ニュースを発表しましょう!!(2)」。

『ボクらの時代』(フジ)に矢部太郎、天野ひろゆき、ビビる大木。

『おかべろ』(フジ)に若槻千夏。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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