本当の味方は、利害関係のない友人
SNSがこれだけ広まる以前も、周囲の人に傷つけられた経験を持つ人はたくさんいるだろう。しかし、ここまで多くの人の悪意や強い言葉を目にすることがあっただろうか。そして、無意識のうちに「人は人をそこまでたやすく傷つけることはない」と思い込んでしまっていないだろうか。
これはいつも心に留めていることなのだが、人は自分自身を「正義」だと信じているからこそ、正義が異なる相手を傷つけてしまうことがある。悪意を持つ人もいるだろうが、みんながみんな「相手を傷つけてやろう」だなんて思って発言しているわけではない。事実はひとつだとしても、語りかける真実は人の数だけ存在するし、捉え方も人それぞれ。そのなかで人は傷つき、逆に傷つけてしまうこともある。
また、もし自分がメンタルを保てなくなったとき、本当に味方になってくれるのは「利害関係のない友人」だということも知っておいてほしい。少しでも利害関係があると、本音で話せなかったり、的外れなアドバイスが来て逆に消耗してしまうかもしれない。語弊を恐れずに言うと、自分にとって「無害な人」に、ひたすら話を聞いてみてもらうというのも、メンタルを保つ上で大切だと感じている。
関連記事
-
-
長濱ねるが、嫌いだった自分を許せるようになるまで
FRISK:PR -
空気階段が大学中退ニート&バイトの苦しい日々を“転換”させた先に
FRISK:PR -
「奪われたものは取り返すつもりで生きていく」FINLANDSが4年ぶりのアルバムで伝える、新たな怒りと恥じらい
FINLANDS『HAS』:PR