おひとりさま、ソロキャンプ、ひとりカラオケ……ここ10年の間に“ひとり”を謳歌することの尊さを表す言葉が急増した。そんな時代を象徴するかのような、エッセイ集『ひとりで生きると決めたんだ』(新潮社)が11月17日に刊行された。著者は、お笑いタレントのふかわりょう。 捉え方次第では、諦めとも、覚悟とも思えるような、このタイトル。しかし、ふかわ曰く「独身宣言ではない」という。では、ふかわが考える「ひとりで生きる」とは何か、なぜ“決めた”のか。複数の求められ方に応え、芸能界を渡り歩いてきたふかわが20代、30代のこ
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