空気階段が単独ライブで決着をつけた離婚話と、かたまり新恋人の真相

2021.5.18


プライベートを晒すしかなかった

——2021年4月26日放送の『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)では、もぐらさんの鋭い追求によって、かたまりさんの新しい恋人の存在が明かされていましたね。

もぐら ありがとうございます!

水川かたまり
わりと階段が大丈夫なかたまり

かたまり ありがとうございますって(笑)。ラジオでも話しましたけど、僕が仕事帰りの新幹線を新横浜で降りたってことを、ネルソンズの和田(まんじゅう)さんが翌日、劇場の楽屋で聞いてきたんですよ。「かたまり、なんで新横浜で降りたの? 女の子に会いに行ったの?」「違いますよ」みたいな話をしてたら、楽屋の隅っこのほうで聞いてたもぐらが「ちょっとどういうことですか!」って。普通、コンビ間でそんな恋愛の話に首突っ込んでくることってないものなんですけど(笑)。

もぐら いや、突っ込むでしょう、それは。

かたまり まわりにたくさん芸人がいるなかで「これはどういうこと!? オレに隠しごとしてるってこと!?」みたいに言い出して。そのときにもぐらが「オレはこの件を追います!」って宣言したんです。だから、ラジオでその話題が出されたときにはもう、ある程度証拠をそろえているのかなって。(彼女を紹介してくれた)オズワルド伊藤(俊介)とかから全部聞いてるのかと思って、うまく取り繕えなくなってボロボロになりました。

空気階段
空気階段と踊り場

——実際にはまだもぐらさんが誰からも何も聞いていなかったのに、かたまりさんが白状してしまったわけですね。そのあと、コーナーのメールがうまく読めなくなるほどだったことを思うと、確かにかたまりさんは「心配ごとが仕事に影響する」タイプですね。

かたまり そうですね、まさにあのときは心配ごとだらけで。

もぐら いやあ、まさかもう彼女がいるなんて思わなかったですよ。早いな~と思って!

かたまり そう言われると思ったから言いたくなかったんだよ……。ラジオでは過程をしゃべってないですけど、僕としてはちゃんと段階を踏んで、いろんな心情の変化もあってのことなので。でも期間の数字だけを見たら「かたまり、どうした!」ってなると思ったから、半年くらい置いてから話そうと思ってたんです。

もぐら だったらその心情を伝えてくれたほうが納得できますよねえ。心情がないから「早い!」ってなるわけだから。

水川かたまり
ビジュ爆発のかたまり

かたまり 時間が経ってからのほうが振り返って「こういう経緯で」と言いやすいですよね。でも、何も準備が整ってない状態で舞台に立たされてしまって。

——こうやってラジオ番組でプライベートをさらすことについては、どう思っていますか?

かたまり 本当は全然晒したくないですね、マジでイヤです。だから、当初想定していたラジオとは全然違います。ただ、幸か不幸か本当に仕事もお金もない時期にラジオを始めさせてもらったんで、隠すための話がない。売れていたらその週にあった仕事の話をしていけばいいのかもしれませんけど、仕事がないので、自分の私生活とか恋愛とかの部分も出さざるを得なかったんですよね。

鈴木もぐら
ビジュ爆発しないもぐら

もぐら 僕は全然ウェルカムですよ、隠すことは何もないです。でも本当に水川が言うとおり、そういう話をするしかなかったんで、こうなったのは必然ですね。

——そうやって始まった番組だから、こうして今仕事が増えてきても、今更戻れないわけですね。

かたまり そうなんですよ、「ああ、これラジオで言わなきゃ」って。よくよく考えたら「あれ、言わなくてもいいんじゃん?」と思うんですけど。でもなんとなく変な責任感というか、起きたことはラジオで言う感じになっちゃってますね。


この記事の画像(全10枚)



  • 空気階段単独「anna」

    空気階段 単独ライブ「anna」(DVD)

    2021年5月19日(水)発売 本体価格: 3,850円(税込)

    【本編】
    2021年2月14日に開催された空気階段の第4回単独ライブの模様を収録。
    ・noriko
    ・27歳
    ・SD
    ・メガトンパンチマンカフェ
    ・コインランドリー
    ・銀次郎24
    ・Q
    ・anna

    【特典映像】
    空気階段の踊り場 記録映像集
    (かたまり腕相撲対決/ジングルください/JKリスナーに電話/空気階段の大踊り場)

    【収録時間】
    本編128分+特典映像50分

    関連リンク


この記事が掲載されているカテゴリ

Written by

釣木文恵

(つるき・ふみえ)ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。

CONTRIBUTOR

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森田美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太

QJWebはほぼ毎日更新
新着・人気記事をお知らせします。