鈴木もぐらがコントで演じる男たちのリアリティは凄まじい。電車や電波のおじさんしかり、学生服を着た冴えない男子しかり、どこかで確実にすれ違ったけれど、出会うことのなかった男たち。空気階段のコントを観る私たちは、もぐらの口寄せによって彼らを知る。そして、自分で出会うよりもずっと深く彼らを理解できた気がする。鈴木もぐらの演じるキャラクターはなぜリアルに感じるのだろうか。その謎に少しでも迫りたい。 『芸人雑誌 volume4』に掲載されている空気階段のインタビューから、コンビのボケ・鈴木もぐらのインタビュー
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