ニューヨーク嶋佐和也、鬼越トマホーク坂井良多、空気階段・鈴木もぐら、そいつどいつ市川刺身が立ち上げた『高円寺チャンネル』紹介その2。末弟・刺身と作家・なんぶが高円寺の街に飛び出し、暇を持て余した芸人たちがダラダラ立ち話をするスポットを紹介する。ヘリってなんだ? そして!最後に『QJWeb 』とのコラボ動画を紹介します。また、その1につづき、市川刺身によるメンバー紹介コラムも収録(嶋佐和也編、鈴木もぐら編)。
僕は“クズ広場”って呼んでます
──いつも外で立ち話ししているんですか?
そいつどいつ市川刺身(以下、刺身) 高円寺駅から家にまっすぐ帰ることはまずないですね。だいたいチャンネルのメンバーと飲みに行くか、ダラダラ外で立ち話ししています。みんな寂しがり屋でおしゃべり好きばっかりなんですよ。もっと言うと高円寺がそういう街で、そこらへんでしゃべっている人やお酒を飲んでいる人が異常に多い。実は高円寺って、東京23区では珍しい地べたに座っても大丈夫な街なんですよ。
──いや、大丈夫なわけではないと思うけど(笑)。

刺身 立ち話スポットで一番ベタなのは、北口のロータリーっすね。僕は“クズ広場”って呼んでます。ヘリ(縁)の座り心地は椅子として作られたのかってくらい抜群で、高さもちょうどいい。ベンチがあるのになぜかこっちに座る人が多いんですよ。あと、だいぶ前にスケボーやってる人の中にインポッシブルのひるちゃんさんが混じってたという噂があります。
なんぶ 本人かどうかはわからないですけどね(笑)。ここは芸人さん以外にも、スーツを着たサラリーマンや若い女性なんかも普通にヘリや地べたに座ってます。さすがは座ってもいい街高円寺です。
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