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『cocoon』という作品がある。マンガ家の今日マチ子さんが、ひめゆり学徒隊に着想を得て描いたものだ。この作品は2013年に舞台化され、作・演出は「マームとジプシー」を主宰する藤田貴大さんが務め、主人公の「サン」を演じたのは女優の青柳いづみさんだった。同作は2015年に「再演」されているが、戦後75..
新型コロナウイルスの感染が日本国内においても拡大していることがわかってきた今、カルチャーやエンタテインメント産業では容易に取り戻すことのできない損害をもたらす危機を迎えている。そこで今、私たちがすべきこととは――。
劇作家ウィリアム・シェイクスピアの晩年を描いた映画『シェイクスピアの庭』を、シェイクスピア研究を専門としている北村紗衣氏が彼の魅力や経歴と共に解説します。
名バイプレーヤーの古舘寛治が、劇作家・演出家の野田秀樹氏が発表した声明「意見書 公演中止で本当に良いのか」が批判されていることについて、文化芸術に関わる当事者として抱いた危機感とは――。
歴史的文脈を踏まえて歌舞伎演目を“現代の演劇”として上演し、その可能性を再現している団体「木ノ下歌舞伎」。コンテンポラリーダンスやラップを歌舞伎作品に取り入れるなど、古典芸能になじみのない観客にもファンを増やしてきている。
今から書く原稿は、劇団「ゆうめい」主宰の池田亮さんが中学時代に味わった苛烈ないじめ体験をめぐる話だ。池田さんはこれを実話ベースで『弟兄(おととい)』という舞台作品に仕上げ、2017年に初演を行なった。 本作は学校名もいじめっ子たちの名前もすべて実名で描き、なおかつ中学時代に自分をいじめていた加害者た..
コント芸人たちによる本気の新境地 2018年まで「SIX GUNS」としてユニットコントを定期開催していたしずる、ライス、サルゴリラの芸人3組に、作家・演出家の中村元樹を加えたユニット「メトロンズ」。NSC東京校9期の同期生でもある7人が、“芸人による演劇ユニット”として本格再始動。制作にシソンヌラ..
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