BE:FIRST、福岡で2022年の初ライブを敢行。地元凱旋のMANATO「いつもと違う僕を見せたい」【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#11】

『BE:FIRST Gifted Days』レポート#11

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。そのオーディションによって誕生した7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」のデビュー後の日々を追いかける番組『BE:FIRST Gifted Days Road to THE FIRST FINAL』。

第11回では、初のファンミーティング『BE:FIRST 1st Fan Meeting -Hello My “BESTY”-』福岡&大阪の公演に密着。2022年の初ステージを終えたメンバーの声、両公演での控え室やリハーサルの様子が届けられた。

MANATO、地元福岡に凱旋

『BE:FIRST 1st Fan Meeting -Hello My “BESTY”-』3つ目の会場となるZepp Fukuokaにメンバーが降り立ったのは、新年を迎えた1月7日のことだった。この日はBE:FIRSTにとって2022年の初ライブということもあり、7人はやる気に満ちあふれた様子を見せていた。

中でもLEOは前のめりで、現場入りするや否や「客席に行ってもいいですか」とスタッフに確認。いつもの会場チェックを、SHUNTOとRYOKIと共に行った。ステージ上からの眺めや観客席を確認し、最後にはステージから一番遠い席まで出向いて距離感を噛み締める。「一番遠い一番うしろの端の席の人から、どう見えてるのか確認したほうがいい。今日もここまで届くようなパフォーマンスをしないと」と、まっすぐな眼差しで話すLEO。

2022年の初ステージで気合じゅうぶんながらも、控え室ではリラックスムードが漂うメンバーたち。ただ、MANATOだけは凱旋ライブということで緊張している様子だった。スタッフに心境を尋ねられ、以下のように熱い思いを明かした。

MANATO ここは福岡、僕の生まれ育った場所ですよ。Zeppのまわりにある建物すら久々に感じてしまうほど長い間こっちに帰れてなかったので、福岡の景色を見ただけで「帰ってきたな」って感じます。Zeppは僕にとって思い出のある場所だし、すごく楽しみです。

今、舞い上がってますね。やっぱりこうやって地元でパフォーマンスできるのって、テンションが上がります。福岡で歌うこと自体が久々だし、地元の人に僕のパフォーマンスを観てもらえるのは、すごく感慨深い。温かい気持ちでいっぱいです。会場で観ている人にしか伝わらないかもしれないけど、いつもと違う僕を見せたいと思います。「今日のMANATOはやばかった」と言ってもらえるようなステージングにしたいです。

本番を数分前に控えた舞台裏、BE:FIRSTのメンバーはいつものように円陣を組んでいた。SOTAが「俺らは(ファンミーティングが)3回目だけど……」と言いかけると、JUNONが「3回目じゃないよね。5回目じゃない?(3会場目であり、公演としては5回目)」と合いの手を入れる。

そして、LEOが「今日来る人は初めてですし、フレッシュな気持ちで。なおかつ、1秒1秒の全部が過去になっていく。楽しみ過ぎないように、ちゃんとBESTY(BE:FIRSTファンの呼称)の皆さんと楽しむことを忘れずに。今年一発目なので、がんばっていきましょう」と気合いを入れて天高く人差し指を掲げ、7人はステージに向かって行った。

RYUHEI「僕たちはBESTYに支えられてパフォーマンスできている」

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