BE:FIRSTのRYUHEIが語る『THE FIRST』という大きな転機「僕が出会うべき居場所だった」【『あの日のTHE FIRST』レポート#7】

文=坂井彩花 編集=森田真規


SKY-HI(スカイハイ)が率いる会社「BMSG」が仕かけたオーディション『THE FIRST』。その模様を7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」と、『THE FIRST』に参加していたBMSGの練習生や所属アーティストのコメントを交えながら振り返る番組『あの日のTHE FIRST』

第7回でフィーチャーされたのは、SKY-HIから「パフォーマンスを通して今まで音楽に向けてきた愛情の深さをばら撒くことができたら、世界中の耳目が集まる日も遠くない」と称され、14歳にしてBE:FIRSTのメンバーに選ばれたRYUHEI(リュウヘイ)。確かな才能の裏で他者とコミュニケーションを取ることに苦手意識を抱えていた彼は、どのような心境でオーディションに臨み、その最中に何を考えていたのか──。

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SKY-HIが驚愕した才能

1次審査の書類選考をくぐり抜けた231人を対象に、日本全国で行われた『THE FIRST』2次審査。ここでRYUHEIは藤井風の「もうええわ」を魅惑的な歌声で歌い上げ、SKY-HIに「才能を見つけてしまった」と言わしめた。

[THE FIRST 2次審査] 黒田竜平 (歌唱) /もうええわ

──SHUNTOさんとはオーディション以前から面識があったのですか?

RYUHEI 同じ事務所でレッスンを受けながら、公式ユニットで一緒に活動していました。でも、めちゃめちゃ親密だったというより、お互いの存在を知っているくらい。2次審査の受付で見かけて、ハッとした感じでした。

──SKY-HIさんにかけられた「才能を見つけてしまった」という言葉について、どのように感じましたか?

RYUHEI オンエアを観たのが、1カ月の合宿が終わってひと段落したタイミングだったんです。 ちゃんと自分が落ち着いているときにSKY-HIさんがそう言ってくださっているのを観たので、「やばっ! うれしいな」って(笑)。「僕にはこういう才能がある」と自覚できて自信になりましたし、最終審査のモチベーションにもつながりました。

正統派で勝負したグループ審査

30人中2位で2次審査を通過したRYUHEIは、3次歌唱審査でRin音「snow jam」を披露。SKY-HIから「技術的に難しいことをよく身につけている」と称賛を得た。グループ審査ではチームAのリーダーとして、SKY-HIの楽曲「Sexual Healing」に挑戦。メンバーのほとんどが年上という状況に屈することなく、緻密で繊細なクリエイティブを作り上げた。

──グループ審査はいかがでしたか?

RYUHEI わりと小さいころからグループパフォーマンスを経験してきているはずなのに、グループ審査は難しかったですね。リーダーだと聞いたときは、本当にびっくり。絶対に適任じゃないと思ったし、「年上もいるのになんで僕なの?」って。「何をすれば正解なんだろう」と不安だらけで緊張しまくりでした。

パフォーマンスでは、きちんと振りを整えることを意識しました。同じ曲に挑んでいたチームBが個性を爆発させて振りをジャンジャン変えていたので、僕たちは「正統派で圧倒しよう」というマインドで臨みました。

──SKY-HIさんから「RYUHEIがどう思うか全開に出したチームAを見たい」と言われ、どのように感じましたか?

RYUHEI 「SKY-HIさんは“RYUHEIらしさ”を知ってるの?」と思ったものの、年上の方々と接するときに自分を引っ込めてしまう自覚はあるので、言っていることは瞬時に理解できました。殻を破るチャンスをもらえたし、自分のやりたいスタイルで進めていいのかなって。

1位2位を争う困難との対峙


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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