ハロプロのYouTube番組は驚愕の充実ぶり、今こそ見返すべきである

2020.3.28
ハロプロのYouTube番組は驚愕の充実ぶり、今こそ見返すべきである

文=相羽 真 編集=田島太陽


新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまなイベントが中止や延期となっている今、ライブに行けなくてウズウズしているアイドルファンも多いはず。そんななか、多くのグループがネットでの動画配信という形で、家にいながらにして楽しめるコンテンツを提供している。

AKB48は、秋葉原のAKB48劇場での公演を無観客で実施し、その様子を無料で生配信している。ソロコンサートが延期になった高城れに(ももいろクローバーZ)は、無観客でのライブパフォーマンスをVR動画としてYouTubeで生配信。実際に会場でコンサートを観ているかのような映像でファンを魅了した。

また、ニコニコ生放送で『25時間半テレビ ~アイドルと未来へ向かう場所~ #愛で山田を救ってくれ』を配信したのは、アップアップガールズ(仮)、吉川友、和田彩花らが所属するYU-Mエンターテインメントのアイドルたち。過去のライブ映像のほか、無観客でのライブパフォーマンスやプロレスなど、さまざまな企画で25時間半にわたって楽しませた。

その一方で、新型コロナウイルスの影響が出る前から無料の動画コンテンツを大量に提供しているのがハロー!プロジェクトだ。30分から1時間程度の番組を毎週3本もYouTubeで配信しており、ライブやトーク、レコーディングの様子など貴重な映像を楽しむことができる。

パフォーマンスが大きな魅力だとされているハロプロのファンにしてみれば、ライブやイベントがなくなった2月下旬以降の喪失感は相当なものだろう。しかし、それをじゅうぶんに埋めるだけの膨大な動画コンテンツが、すでにYouTube上に存在しているのだ。そこで、ライブに行かなくてもハロプロの魅力に触れることができるYouTube番組を紹介。さらに、チェックしておきたい名場面をピックアップする。


名場面が連続の長寿番組『ハロ!ステ』

ハロー!プロジェクトYouTube ハロ!ステ
『ハロ!ステ』

ハロプロのYouTube番組の軸となっているのが『ハロ!ステ』だ。毎週水曜日19時に更新される約30分の番組で、毎回2曲ほどのライブ映像のほか、メンバーによる料理企画やスタジオでのミニ企画がメインとなっている。番組が開始したのは2013年1月。不定期更新になった時期もあったが、実に7年以上にわたってつづく長寿番組だ。

公開されるライブ映像は基本的に直近のツアー映像などであり、もちろんその時点ではソフト化されていないエクスクルーシブなもの。ライブ現場に行かずとも最新のハロプロを体験できるという意味では、在宅ファンにとって本当にありがたい存在だ。

また、新メンバーの追加、新グループの結成などといった大きな動きがあった際には、その裏側の密着映像を公開することも多い。メンバーたちにサプライズ発表される瞬間の映像はまさに名場面の連続だ。

浜浦彩乃が泣き崩れる名シーン

偽のリハーサルとして集められたハロプロ研修生6人に、当時のハロプロリーダーである℃-ute矢島舞美が、のちに「こぶしファクトリー」と名づけられる新ユニットの結成をサプライズ発表する。ここでの最大の見どころは、浜浦彩乃のリアクションだろう。

サプライズに大号泣で崩れ落ちる浜浦彩乃(1:11:00〜)

このとき浜浦は中学2年生の14歳だが、ハロプロ研修生歴はすでに4年弱。研修生内ではエースと呼ばれていたものの、後輩研修生が次々とデビューしていくという状況だった。周囲からの期待もプレッシャーも大きいなか、やっとのことで掴んだ新ユニット加入である。

矢島が「ハロー!プロジェクトに新ユニットが誕生します」と言っただけで、顔を手で覆い隠してフライング気味に泣き出す浜浦。つづいて、矢島に「そこにみなさんが選ばれました」と告げられ、その場にしゃがみこみ大号泣する――。喜びや安堵が入り交じる複雑な感情が自身のキャパシティーを超えた結果、見事に崩れ落ちるその姿は、ハロプロ史に刻まれるべき名シーン。同じく新ユニットに選ばれた小川麗奈と田口夏実と抱き合いながら「もうないと思ってた……」とこぼすシーンには、全ハロヲタが胸を締めつけられたことだろう。

制作の裏側に密着『アプカミ』


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相羽 真

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相羽 真

(あいば・まこと)ライター。1975年生まれ。神奈川県出身。近年の主な執筆分野は芸能・エンタメ全般。WEBメディアの編集も担当。

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