「ICOCA作りに行きたいね」かが屋・加賀&放送作家・白武ときおの【エロ自由律俳句|第6回後編】ゲスト:ママタルト檜原

エロ自由律俳句第6回後編

文・編集=福田 駿 


お笑い芸人・かが屋の加賀翔と放送作家の白武ときおが“エロチシズム”にまつわる自由律俳句を詠み合う企画「エロ自由律俳句」。今回は、ママタルト檜原を迎えたふたり目のゲスト回。本企画にふさわし過ぎる経歴を持つ檜原と共に、日々募るエロスを自由律俳句にしたためた。今回は第6回の後編と読者からいただいた句を紹介する。

【前編はこちら】かが屋・加賀&放送作家・白武ときおの「エロ自由律俳句」第6回前編(ゲスト:ママタルト檜原)

加賀 翔
(かが・しょう)1993年生まれ、岡山県出身。賀屋壮也と2015年に「かが屋」を結成。『かが屋の鶴の間』(RCCラジオ)レギュラー出演中。QJWebでは「カメラ部」企画で自身が撮り下ろした写真を毎週更新中。

白武ときお
(しらたけ・ときお)1990年生まれ、京都府出身。放送作家・YouTube作家。『みんなのかが屋』『しもふりチューブ』『ざっくりYouTube』(YouTube)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)、『かが屋の鶴の間』(RCCラジオ)などを担当。【ツイッター】@TOKIOCOM 【メール】[email protected]

檜原洋平
(ひわら・ようへい)1991年生まれ、大阪府出身。大鶴肥満と2016年に「ママタルト」を結成。『ママタルトのラジオ母ちゃん』(GERA)、『ママタルトのラジオまーちゃん』(stand.fm)レギュラー出演中。


加賀の5句「なんでもいいよ、君となら。」

【加賀の句①】
違う季節のパジャマを借りる

用意がない、予想外の宿泊ということですね。オフシーズンの服を貸したり、借りたり。

大鶴肥満にはちょっとわからない句かもしれないですね。

そうですね、大鶴肥満には季節がひとつしかないので。彼は一季でやっています。

一季(笑)。

共有の感覚ってすごく素敵じゃないですか?

わかります。僕は女の子のスウェットとかを履けたとき、まだ僕が着れる衣類があるんだって感動しますね。最近ますます大きくなってきているので。 

【加賀の句②】
目を開けたら開けてた

開けてたのは目で合ってますか?

そうですよ、変なこと言おうとしてます?

急に村西とおるみたいなトーンで変なこと言わないでください。

暗闇の中、目を閉じてるだろうと思って目を開けたら相手も目を開けてたんですね。仕掛けようとしたのはこっちなのに、しっかり見られている。

NARUTOの大蛇丸みたいなことですか?

僕も聞いたとき蛇が浮かびました。

そうですね、自分が主導権を握っていると思っていたら全然そんなことなくて、逆に飲み込まれてしまうというのはすごく官能的だなと思い、読ませていただきました。

加賀(かが屋)

【加賀の句③】
おんぶ交代して甘噛み

おんぶって交代しますよね?

え?

おんぶとか、お姫様抱っこでもそうなんですけど、相手と代わる代わるすることが多くて。おんぶってすごく攻撃をしやすい位置じゃないですか。そこから耳を噛んだり、首元を攻撃してそのままもつれながらベッドに倒れるというような。

いいですね。

自分のほうが重いことがもちろん多いので、自分よりも軽い人が一生懸命がんばってるところに攻撃を加えるというサディスティックな部分にエロスを感じています。

トッキー・ザ・ライドっていうのがあるんですけど……。

それでいうと、ヒワ・ザ・ライドもあります。

なんですかそれは(笑)。ときおのトッキーですか?

そのとおりです。世界のジェットコースターの映像をテレビに映して、膝の上に女の子を乗せてあげるっていうアトラクションなんですけど。

ヒワ・ザ・ライドもそれに近いですね。女性をおんぶして、家中ジェットコースターみたいにカカカカカカブオーって。

爆笑

家中でやってくれるんだ。

そうですね、ヒワ・ザ・ライドは家中です。

でも確かにできるだけ狭いところでぐるぐるするとか、ふたりだけでどこまでふざけられるのかっていうのもエッチ度に関係してくるかもしれないです。

【加賀の句④】
西日をまぶしがる顔をまじまじ

マジックミラーとかのぞき穴から見る感覚に近い行為だと思うんですけど、こっちからはすごくはっきり見えてるのに向こうからは見えてない状況にドキッとしますね。

ものすごく許されてる感じがしますね。

何か使ったり、こちらから直接的に働きかけているわけではないのに顔が困って歪んでいる。大きなものに絶対に抗えない様子が自分はエッチなものを見てるんじゃないかとドキッとしますね。

【加賀の句⑤】
ICOCA作りに行きたいね

ICOCAっていうのは関西版のPASMOみたいなものです。USJがあるから大阪に行こうとか、お寺を観るために京都に行きたいとか、イベントがあるから関西に行くんじゃなくて、関西に行くこと自体がふたりの目的になってる。「なんでもいいよ、君となら。」みたいなことですね。

君となら……いいですね。誰と時間を過ごしたいか。

泊まれたらどこでもいい。あってもなくてもいい言い訳がICOCAになっている。

北海道とか東北とか、ふたりはこれからいろんな電子マネーを作りに行くんでしょうね。

PASMOって全国どこでも使えるのに。

あれ中身は一緒ですもんね。外側を集めるふたりがいいなと思いました。

檜原の4句「ママタルトの季節はずっと夏」


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Written by

福田 駿

(ふくだ・しゅん)1994年生まれ。『クイック・ジャパン』編集部、ほか『芸人雑誌』編集も担当。