memex、MonsterZ MATE、樋口楓……本当に音楽がすごいVTuber12組を紹介、バーチャルの優位性を考察

2020.6.3

樋口楓〜キャラクター解釈の革新

【月ノ美兎&樋口楓】アオハル【オリジナル曲】

最近ランティスからメジャーデビューしたにじさんじ樋口楓は、40曲近くのファンメイドソングを本人が歌ってMV化する珍しい活動を行っていた。視聴者はキャラクターとしての樋口楓を捉え、ニコニコ動画などにイメージソングをボーカロイド仮歌でアップ。それを樋口楓が再解釈してMVにするという手法。VTuberは表現としては人間に近いけれども、ストーリーを持ったアニメキャラクター的な見方もしやすいからこそできる音楽スタイルだ。

リアル音楽の可能性の拡大

音楽事務所「447Records」では、VTuberやそれにまつわるアーティストの音楽を24時間流しつづける「447 Music Radio」を配信中。コメントには楽曲のURLが流れてくるので、気になったらすぐ開けるようになっており、VTuber音楽をより広く知ってもらう試みになっている。

VTuberたちの音楽活動は、リアル音楽の可能性の拡大だ。新しい表現をしたいときにVTuberを使えば、今までになかった演出をすることができる。才能があっても表に出せずにいた人たちが、ミュージシャンに、アイドルになれる可能性を「VTuber」は開き始めた。
現在はより多くの人にVTuber音楽を知ってもらい、ライブをより自由にやれるような環境作りをしている試行錯誤段階。1年後にVTuber音楽シーンは、プレイヤーたちの想像力で大きく変わっているはずだ。

この記事の画像(全9枚)




関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

たまごまご

Written by

たまごまご

道民ライター。『ねとらぼ』『Mogura VR』などのWEBメディアや、雑誌『コンプティーク』『Vティーク』『PASH!』などで執筆中。マンガ、アニメ、VTuber、サブカルチャー中心に活動中。『仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ!』などなど発売中。バーチャルプラットフォーム..

関連記事

まふまふ

まふまふ、そらる、天月-あまつき-など、シーンを牽引する5組の「歌い手」たち

VTUVER

VTuberとは「人形浄瑠璃」あるいは「枯山水」である説

宇崎ちゃん、キズナアイ炎上におけるお気持ちヤクザと繊細チンピラ(荻原魚雷)

エバース

「ウケるからやるは『M-1』では失敗する」。3位だったエバースは2026年、自分の感覚を信じる【よしもと漫才劇場10周年企画】

豪快キャプテン×ダイタク

ダイタク×豪快キャプテン、認め合うお互いの漫才の魅力「簡単そうに笑いを取る」【よしもと漫才劇場10周年企画】

三遊間×ゼロカラン

三遊間×ゼロカラン、人気投票との向き合い方の正解は?「やっぱり有名にならなあかんな」【よしもと漫才劇場10周年企画】

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

EXILE NAOTOが語る、「勝負する身体」がステージと水面で魅せる“攻めの0.1秒”。大きな影響を与えるオーディエンスのパワーとは【『SG第40回グランプリ』特別企画】

4年目の今、重荷だった「王子様」を堂々と名乗れる。Last Princeが語る、プリンスを背負う勇気と楽しさ

甲斐田晴/ローレン・イロアス/3SKMの撮り下ろし表紙を公開! VTuberのトップランナーたちを徹底解剖【春のQJ×にじさんじ祭り!】

ニューヨーク『Quick Japan』vol.181

ニューヨーク、60ページ総力特集「普通は勝てない?」を考える。バックカバーにはSHUNTO×MANATO×RYUHEI(BE:FIRST)が登場【Quick Japan vol.182コンテンツ紹介】