【MAZZEL対談:KAIRYU×RAN】マネされないしマネできない魅力
SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」に所属する8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZEL(マーゼル)が2026年4月発売の『Quick Japan』vol.183に登場し、SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版として表紙&バックカバーを飾った。
さらに同誌では、2ndアルバム『Banquet』を4月8日(水)にリリースしたMAZZELの特集「開宴宣言」を20ページにわたって掲載している。
QJWebでは、本誌の特集には収まりきらなかったインタビューを掲載していく。第12弾は、「成長」をテーマにしたKAIRYUとRANの対談をお届けする。
大きな力につながったフェスへの出演
──ここ1年、MAZZELの総合力が高まっていると思うのですが、要因はなんだと思いますか?
RAN 自分たちをまわりと比べてしまったり、「もっとがんばらないといけない」と思ってしまう時期も正直あったんですが、ありがたいことに最近はいろんな方に知ってもらえるようになりました。少しずつ自分たちが想像してた未来になってきて、「間違ってなかったのかな」と思えるようになってきたことでグループの士気が上がっていると思います。
アーティストとしての活動も、「まぜべや」(YouTubeコンテンツ「MAZZEL ROOM」)みたいなバラエティに寄ったコンテンツも、プライベートも、徐々に楽しめるようになってきたのが大きいですね。フェスに出させていただく機会が増えたり、「Only You」がたくさんの方に届いたり、そういう積み重ねが少しずつ大きな円になっていった感覚があります。
KAIRYU 「もうちょっと結果が出てほしい」と思って、よくない焦りになってしまっていた時期もありました。すでに応援してくれてるMUZE(ミューズ/MAZZELのファンネーム)が集まるワンマンでさえ、あそこまで命燃やしてるグループってないんじゃないかって思われるくらいで。
「ちょっと肩の力抜こうぜ」と自分でも思ってしまうくらい、2025年は規模を問わずすべてのライブに対して「ひとりでもいいからファンを増やす!」という気持ちで命をかけていました。そのおかげで、「過去イチだった」と思えるライブを何回もできた。そういう積み重ねって絶対にグループの底上げにつながりますし、知らない方に観てもらえる機会が大きな力につながったんだと思います。

(カイリュウ)2000年10月22日生まれ、兵庫県出身。存在感あふれる歌でグループを音楽面でリード。ラジオ『TALK ABOUT』(TBSラジオ)のMCを務める

(ラン)2002年8月23日生まれ、熊本県出身。長いダンス歴を誇り、ボーカリストとしても成長を続ける表現者。2025年、映画『アオショー!』ではW主演を務めた
マネできない魅力
──MAZZELがほかのグループに引けを取らないと思うところはどこですか?
KAIRYU バラエティさ。結成当初からわかりやすいコンセプトや強みがあるグループが多いなかで、MAZZELはそれが見えないのがめっちゃいいなと。MAZZELの魅力は出そうと思って出せるものではないので、マネされないしマネできない。日高(光啓)さん(SKY-HI)もここまでのバラエティさは想像してなかったんじゃないかなって思います。この8人の奇跡的な出会いに感謝しています。
RAN ストリート色が強かったりキラキラした色が強かったり、いろんなグループのコンセプトがあると思うのですが、MAZZELはそれらが点在していてアンバランスだからこそおもしろい。それぞれの色を際立たせるいろんな曲ができます。「こういうグループもいるんだ」っていう不思議さが、MAZZELによってスタンダードになっていけばいいなって思います。
──そんな特徴が2ndアルバム『Banquet』には凝縮されていますが、今のMAZZELを特に象徴している曲というと?
KAIRYU リード曲の「Get Up And Dance」です。今の僕たちの明るさ、楽しさ、カラフルさを出そうとしたら、たまたまデビュー曲「Vivid」みたいなファンクやジャズに戻ったのがおもしろい。でも、「Vivid」よりカルチャーが感じられる。BMSGだからこその音楽の深さが感じられるし、同時にめっちゃ親しみやすいエンタメ性もある。両立させるのって難しいと思うんですよね。個人的にも大好きな曲です。
RAN わかりやすく今のMAZZELのよさを伝えるとしたら、僕も「Get Up And Dance」です。この曲が光だとしたら、「The Voice」は僕らの陰の部分に焦点を当てた曲です。バラバラな性格の8人それぞれの生き様が描かれていることもあって、各々の歌声や個性の違いが強く伝わってきて、MAZZELのシンボルのひとつになっていくんじゃないかなと思っています。

ふたりの歌声が活きている『Banquet』
──KAIRYUさんから見て、RANさんの歌声の強みが特に活きていると思う『Banquet』収録曲は?
KAIRYU 今、RANが挙げた「The Voice」ですね。RANはめっちゃ熱いものを持っていて、その叫びが乗っている歌だなって。「The Voice」みたいな重みがある曲をちゃんと歌えないと、「Get Up And Dance」が軽くなってしまうと思うんです。RANは歌に関してもたくさんのチャレンジをしていて、時には失敗もしつつ、どんどんうまくなっていって今の歌声がある。歌って感情だけではどうにもならない部分があるけれど、「The Voice」のRANの歌はスキルの面もしっかり担ってくれていて、素晴らしいなって思います。
──それではRANさんから見て、KAIRYUさんの歌声の強みが生きてると思う曲は?
RAN それはもう、「Get Up And Dance」でしょう。僕とKAIRYUは同じパートを歌っているんですが、仮RECのときのKAIRYUの歌を聴いたらうますぎて、腹が立ってLINEしました(笑)。
KAIRYU なんか届いたな(笑)。デモを聴いたとき、「ここRAN歌えるかな?」と思うくらい鬼畜な難しさを感じるファンクやソウルの歌のパートがあって。「RANはすごく歌がうまくなっているけど、こういう色は出したことないからどうなのかな?」と思っていたら、ちゃんと歌えていて「すげえ!」と思ったんです。なので、「RANもめっちゃできてたよ」って返しました。
RAN お互いのことをリスペクトできて、うれしかったです。

『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版

MAZZELが表紙&バックカバーを飾った『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITIONがQJストア限定で発売中。
『Quick Japan』vol.183掲載のMAZZEL特集「開宴宣言」では、NAOYA×HAYATO/SEITO×TAKUTO/RYUKI×EIKI/KAIRYU×RANのユニットでインタビューを実施。「華/ライブ/言葉/成長」のキーワードをもとにメンバー自身の言葉によってグループを見つめ直すセルフ“MAZZEL”論を展開する。
アリーナツアー『MAZZEL 1st Arena Tour 2026 “Shall we hit the Banquet?”』が4月からスタートし、さらなる快進撃が期待されるMAZZELの魅力に迫る。

発売日:2026年4月14日(火)
サイズ:A5/並製/144ページ
価格:1,650円(税込)
※『Quick Japan』vol.183の通常版表紙&巻頭特集は甲斐田晴 ver./ローレン・イロアス ver./3SKM ver.の3種類あり、各バージョン別で約40ページの巻頭特集を収録(表紙と巻頭特集以外のページは、3パターンすべて同内容となります)
https://qjweb.jp/news/154697/
※「SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版」の本体は「甲斐田晴 ver.」となります
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