【MAZZEL対談:TAKUTO×SEITO】僕たちのライブはバラバラ感が魅力になる

2026.5.11
【MAZZEL対談:TAKUTO×SEITO】僕たちのライブはバラバラ感が魅力になる

ヘアメイク=時田ユースケ(ECLAT) スタイリスト=宮崎卓弥

文=岸野恵加 撮影=興梠真穂 編集=森田真規


SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」に所属する8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZEL(マーゼル)が2026年4月発売の『Quick Japan』vol.183に登場し、SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版として表紙&バックカバーを飾った。

さらに同誌では、2ndアルバム『Banquet』を4月8日(水)にリリースしたMAZZELの特集「開宴宣言」を20ページにわたって掲載している。

QJWebでは、本誌の特集には収まりきらなかったインタビューを掲載していく。第10弾は、「ライブ」をテーマにしたSEITOとTAKUTOの対談をお届けする。

【QJストア限定】『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版

バラバラ感が魅力になるのがMAZZEL

TAKUTO いろんな楽曲があって、それぞれで違うMAZZELを見せられるので、ライブを初めて観る方にはきっと驚きを感じてもらえると思います。合同コンサートの限られた持ち時間でもMAZZELのよさをできるだけ知ってもらうために、僕たちの強みを詰め込んでいます。

SEITO 初めて観る方は、曲ごとに注目するメンバーを変えてみたらおもしろいかもしれないです。メンバーそれぞれで見せ方も全然違うし、ダンスの構成も珍しいので。

TAKUTO たしかに! 同じ曲の中で、RYUKIがオラついた表情でカッコつけているかと思えば、その隣でNAOYAがめちゃくちゃかわい子ぶっていたり、スンとしてめちゃくちゃ水を飲んでいる人がいたり、ファンサに夢中な人がいたり(笑)。それこそMAZZELだし、そのバラバラ感が魅力になることって、あまり普通ではないと思うんですよね。僕たちのライブはどこかに注目しなくても、自然体でフラットに参加してくれたら楽しめると思います。

SEITO(MAZZEL)
SEITO
(セイト)2001年12月26日生まれ、兵庫県出身。中学生時代に全国大会での優勝歴もあるほどのブレイキン実力者。パフォーマンスの爆発力が光る
TAKUTO(MAZZEL)
TAKUTO
(タクト)1998年10月28日生まれ、東京都出身。デビュー前からダンサーとして活躍し、パフォーマンス面でグループを牽引する口数少ないリーダー

どんな曲でもMAZZELの色を出せる

SEITO そうですね。本当に、踊りすぎな曲が多くて……(笑)。

TAKUTO 「DANGER」と「J.O.K.E.R.」は、ライブでつなげて披露したら倒れますね(笑)。でもこの2曲では「MAZZELはこういうことができるぞ」と証明したい思いが強かったので、SEITOのブレイキンやRANのポッピンなど、僕たちの強みをたくさん詰め込みました。そこからのバラード「Only You」ではまったく違う顔を見せられて、2025年にリリースした曲ではすごくいい流れが作れたと思っています。

SEITO 収録曲を俯瞰して、「俺たちって、どんな曲でもMAZZELの色を出せるんだな」と改めて感じたんです。ひとつの枠に収まっていない。このアルバムに収録された全部がMAZZELだという感覚があります。

SEITO うーん、EIKIがプロデュースした「Clover」かな? J-POP調の曲をやることがあまりなかったので、個人的には歌うのが難しかったです。

TAKUTO 今までのMAZZELにはなかったスタイルだよね。ラップパートも、今までと同じようなテンションでやるのがいいのか、曲に寄せたラップのほうがいいのか、いろいろと考えながら取り組みました。

プロのダンサーとしても活躍してきた背中で語るリーダー・TAKUTO(写真左)と、圧倒的なブレイキンとグループ一のフィジカルを持つSEITO
プロのダンサーとしても活躍してきた背中で語るリーダー・TAKUTO(写真左)と、圧倒的なブレイキンとグループ一のフィジカルを持つSEITO

過去一番のチャレンジ曲

TAKUTO SEITOはもちろん「MAKERZ」でしょ?

SEITO はい。初めての僕のプロデュース曲です! ロック調の楽曲を、MAZZELでずっとやってみたかったんです。トラックメイカーのSASくんとは10代から7年くらいの付き合いですが、デビューしてから再会して、こうして一緒に曲を作れたことがうれしいです。作詞に参加してくださったMY FIRST STORYのShoさんとも仲よしで、一緒に楽しみながら詞を書きました。いつか過去を振り返ってこの曲を聴いたときに、自分たちに自信を持てるような楽曲になっていたらうれしいです。

TAKUTO センスがすごくよくて、SEITOの作る曲が個人的にも大好きなんです。「MAKERZ」の歌詞は、メンバーのことをたくさん考えて書いてくれたことが伝わる。SEITOの音楽への向き合い方は日頃からリスペクトしているけど、MAZZELでどう表現するかを深く考えてくれているからこそ、いい曲になるんですよね。数年後に聞いたら今をいい思い出に感じられる気がして、「ありがとう」という気持ちです。

SEITO うれしい……あざっす(頭をペコっと下げる)。

TAKUTO (笑)。僕のお気に入り曲は「The Voice」です。レコーディングしたのは最近だけど、1年以上前からずっと温めていた曲なんです。既存曲の中では「Fire」も近いけど、こういうドンと構えた情熱的な楽曲もMAZZELには似合うし、ぜひまたやりたいと思っていました。ライブで爆音で表現するのが楽しみです。

SEITO 「The Voice」の歌詞は、日高(光啓)さん(SKY-HI)が僕たちに宛てて書いてくれたんだよね。僕は「理解されたいとは思わない」というパートで、今までで一番高い音を歌っていて。絶対出ないと思っていたけど、めちゃくちゃ練習したら出せたんです。自分にとっては過去一番のチャレンジでした。

MAZZEL
本誌未掲載のグループでのアザーカット

『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版

『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版 表紙
『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版 表紙/撮影=興梠真穂

MAZZELが表紙&バックカバーを飾った『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITIONがQJストア限定で発売中。

『Quick Japan』vol.183掲載のMAZZEL特集「開宴宣言」では、NAOYA×HAYATO/SEITO×TAKUTO/RYUKI×EIKI/KAIRYU×RANのユニットでインタビューを実施。「華/ライブ/言葉/成長」のキーワードをもとにメンバー自身の言葉によってグループを見つめ直すセルフ“MAZZEL”論を展開する。

アリーナツアー『MAZZEL 1st Arena Tour 2026 “Shall we hit the Banquet?”』が4月からスタートし、さらなる快進撃が期待されるMAZZELの魅力に迫る。

『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版 バックカバー
『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版 バックカバー/撮影=興梠真穂

発売日:2026年4月14日(火)
サイズ:A5/並製/144ページ
価格:1,650円(税込)
※『Quick Japan』vol.183の通常版表紙&巻頭特集は甲斐田晴 ver./ローレン・イロアス ver./3SKM ver.の3種類あり、各バージョン別で約40ページの巻頭特集を収録(表紙と巻頭特集以外のページは、3パターンすべて同内容となります)
https://qjweb.jp/news/154697/
※「SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版」の本体は「甲斐田晴 ver.」となります

【QJストア限定】『Quick Japan』vol.183 SPECIAL EDITION MAZZEL特別カバー版

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岸野恵加

(きしの・けいか)ライター・編集者。ぴあでの勤務を経て『コミックナタリー』『音楽ナタリー』副編集長を務めたのち、フリーランスとして2023年に独立。音楽、マンガなどエンタメ領域を中心に取材・執筆を行っている。2児の母。インタビューZINE『meine』主宰。