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5月4日に放送された『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で、DJ松永が2年半ぶりに復活した故郷新潟の先輩ラッパー、USUの曲「Ghost」を紹介した。数時間後、目を覚ましたラッパーのUSUがツイッターを開くとたくさんのリアクションが届いていた。同曲に心を揺り..
さざめく木々の音や遠くの誰かの笑い声が聞こえてきそうなセリフのない描写から、物語の中にゆっくり引き込まれていく。言葉数の少ない登場人物たちだからこそ、時折呟く短いセリフがまっすぐ胸に突き刺さる池辺葵の作品から、コミュニケーションを考える。 【関連】ヤマシタトモコ『違国日記』で読み解くコミュニケーショ..
今年5月、都内の人気弁当店で起こった事件について、折に触れて考える。 事件の概要は、店内に設置されたライブカメラがすべて録画している。深夜の弁当店に来店したふたり組の男が、酔った様子で惣菜を買おうとした。スーツ姿の男と、グレーのパーカーを着た男、年齢は30代後半〜40代といったところだろうか。男は店..
Maki、moon drop、カネヨリマサルという3組のインディーズバンドが主催するサーキットイベント『Boys & Girls』。コロナ禍のライブシーンについて思うこと、このイベントに込めた想いについて語り合ってもらったインタビュー。
父親役に実の父をキャスティングし、支配的な母親と息子の関係を描いた演劇『姿』。脚本・演出を手がけた池田亮は、アニメ『ウマ娘』やEテレ『天才てれびくんhello,』などの映像脚本も担うなど、多方面に活躍の幅を広げる注目の存在だ。過去に自身のいじめ体験をテーマに作品にしたこともある彼は、なぜ「母親」とい..
マンガの小さなひとコマに、さりげないひと言に、救われることがある。視界が開けることがある。わかり合えない私たちがそれでも手を取って生きていくために、あのマンガを読み解こう。ライターの羽佐田瑶子による、コミュニケーションやジェンダーを考えるためのマンガレビュー・エッセイ。 【関連】小娘たちが“わきまえ..
2020年、最初に緊急事態宣言が発令されたころに現れた「自粛警察」。その後は「マスク警察」だけでなく「ウレタンマスク警察」も話題となるなど、日本での行き過ぎた規律意識が論じられることが多くなった。 ネットニュース編集者の中川淳一郎が、日米の校則を比べながら、コロナで露わになった日本人の意識を考える。..
4月下旬に2冊の本が発売された。思い出の場所などを巡る旅の記録を綴ったこだまのエッセイ『縁もゆかりもあったのだ』(太田出版)と、恋愛や結婚、「あるべき」形に傷つけられてきた大人たちを描いた寺地はるなの小説『大人は泣かないと思っていた』(集英社文庫)。本作の文庫化にあたり、こだまは初めて解説を書き下ろ..
5月18日より、東京芸術劇場シアターイーストで開幕する劇団ゆうめいの『姿』は、作・演出の池田亮が、実の両親の離婚をモチーフとした作品で、実父が俳優として出演、実母もナレーターとして参加している。アニメやTV番組、Vtuberの作家として活躍する池田が、なぜわざわざ「儲からない」と言われる演劇を作り、わざわざ自分の肉親を題材とするのか、その理由を記した。
BABYMETALプロデューサーのKOBAMETAL曰く、ヘヴィメタルの最大の特徴は「もうひとりの自分を解放してくれること」にあるのだと言う。そんな“メタル”が、現代社会の生きづらさを解消する特効薬になるのではとKOBAMETALは力説する。BABYMETALの青写真をどのように描き、道なき道を歩むことを決意したのか──KOBAMETAL的発想の原点を紐解く。
「自分の視点を笑いで届ける」スタンダップコメディをこう定義づけるのは、シカゴの複数のクラブにレギュラー出演し、年間400本ものステージに立つスタンダップコメディアンSaku Yanagawa(本名:柳川朔)。2021年3月15日に刊行されたSaku Yanagawa初の著書『Get Up Stand..
気が合わなそうな人たちや価値観の違う人たちと、フラットな目線で接することができたなら──。マンガ『スキップとローファー』(高松美咲/講談社)に描かれる主人公たちのまっすぐな行動から、私たちもきっと学べることがある。 『クイック・ジャパン』vol.155で作者にインタビューを行ったライター..
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