出川も唸る“有吉の底力”「悔しいけど、これが冠の差だな」(てれびのスキマ)

文=てれびのスキマ 編集=高橋千里
トップ画像=『クイック・ジャパン』vol.153より


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『有吉クイズ』

前回のスペシャル以来、出川をゲスト回答者に迎えて「オッズチャレンジ」という新企画が始動。

「リコーダーでドレミファソラシドを吹く」などといった挑戦をするのだが、有吉3倍、みちょぱ6倍のように、成功した際の倍率が設定され、誰が挑戦するかを決めて、その成否で得点が増減する『クイズダービー』的なルール。

3つ目のお題「スーパーマリオブラザーズの“1-1”を35秒以内にクリアしてください」がおもしろかった。告げられたオッズは有吉3倍、みちょぱ5倍、出川8倍、野田2倍、せいや4倍。

『有吉ぃぃeeeee!』の常連でゲームが得意なみちょぱが5倍と高レートだったため、みちょぱに2000点をベットして挑戦することに。が、あえなく失敗。「何やっても中途半端だな!」などと罵倒する有吉。

このままでは終われない面々は、再び2000点を賭け、野田で再挑戦することに。これ以前も有吉に「お笑い以外ダメだもんな」と言われ、「俺、お笑い以外ダメなんで」「ほかの文化見なかったんで」と、珍しく“できないキャラ”扱いされていた野田。

「ここ以外は、なんにも得意なものない。お笑いとゲームだけだから!」と有吉に言われ、挑戦席に。大きなプレッシャーを受け「世界大会みたいになってる!」とせいや。

その気を引き締めた表情に、有吉が「すげえ、梅原みたいだ! かっこいい」と言うと、野田は「俺は梅原、梅原大吾」と自分に言い聞かせる。が、スタート直後に出てくるクリボーに激突するという、まさかの初心者のような凡ミス。有吉「スタートの時点でマリオ震えてたもん!(笑)」。

そんな惨状を挽回するため、まだ問題が残っているにもかかわらず、有吉が残り3000点を全ベットして挑戦することに。「こういうプレッシャーかかるやつで、俺、失敗したことない」と胸を張る。

そんな振りに振った状態で、わずか1秒を残し見事成功。出川「悔しいけど、これが冠の差だな」。

『華大さんと千鳥くん』

オードリー春日と三四郎・小宮をゲストに迎えて「6連単!ぴったり当てたら100万円」。

男性が女性化する顔加工アプリを使った「イケメン男性30人が選ぶ 付き合いたいのは誰?ランキング」では骨格のゴツさが災いして最下位だった春日だが、「小学生30人が選ぶ お誕生日に呼びたいのは誰?ランキング」では、ほぼ全会一致で春日をトップ予想(実際に1位)。

小学生に知名度がないと考えたのか、華丸は「7位でもいいくらい」と最下位の6位に自ら座る。

ここで揉めたのは、やはり山内と小宮。4位と5位どちらかで激しい口論に。「レギュラー16本!」と胸を張り、「お前レギュラー何本?」と問い詰める山内に「え、よん……6本!」と小宮。

山内は「単純にメディアの露出が多いほうが有利」と、自分が4位だと主張。小宮は長くテレビに出ている自分のほうが上で、親世代からも支持されていると反論するが、「親世代がお前出てるテレビ観てない! お前は質のいい番組には出てない!」と山内。小宮「プロデューサーとかに謝れ!」。

そんなふたりの口論を「ちょうど同じくらい嫌われてる」と苦笑しながら見守る大悟。途中、華丸が4位なのでは?という意見もあったが、結局、山内・小宮・華丸の順に予想。

しかし、結果は華丸・山内・小宮。これに「担がされたぁ」と小宮「唯一の1票が『メガネかけてるから』(という理由)。何やってきたんだ、この10年……」。

最後は「風船ランダムルーレット」をして、心拍数を計り、その数値順を予想。「余裕。動じないでしょうね」と自信満々の春日に対し、濱家は「ビビリなんで」と不安げ。ちょうど濱家のときに風船が爆発し、ビビりまくることに。従って濱家は最下位予想。

春日は2位の位置に座る。が、心拍数を見てみると、春日が余裕な表情を浮かべつつもどんどん数値が上がっていくのに対し、濱家は大げさにビビりながら引き金を引くまでの間にどんどん心拍数が低くなっていく。「ビジネスビビリ?」と訝(いぶか)しむ大悟。

春日と濱家の順位は逆という結果に。大悟から「かまいたちは山内じゃなくて濱家でしたか!」「あの子は人間じゃないんだ」と言われ、憎々しい顔を作りながら濱家「ウケるやん、怖がったら!」。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。