有吉も納得の“色気がある男性有名人”とは?マツコ「興奮を覚える」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『かりそめ天国』

番組Twitterで行った「色気があると思う男性有名人」のアンケート結果を発表。「私、アンケートにうるさいんですよ」と言う有吉は、ネットの組織票でちゃんとした結果になってないとダメ出し。

一方でアルピー平子の名前が挙がっていることについては「平子は納得だね」と。マツコも「あたし実は興奮を覚える」と同意し、「私もです」と言う久保田アナは、平子が出ているというだけでテレビをつけてしまうほどだと。マツコは平子を「歩く性器」と評す。

VTRには裏番組『新しいカギ』のために番組を卒業したハナコ岡部が、枠移動によりわずか半年で復帰。「恥を知れ! 恥を!」と笑う有吉。

『新しいカギ』の初回放送のとき、『かりそめ天国』は有吉の結婚報告回。「20年に1回くらいの強パンチ。厳しい業界だなって」と振り返る岡部に、有吉「そんなつもりじゃなかったよ」と苦笑。

岡部は仁支川峰子と組み、もう中学生とノーナレーションでリポートする「過去イチグルメ」対決。そのVTR明け「こんな不親切なVが垂れ流されてる番組もすごいけど、それをガイドしてる有吉さんがすごい」とマツコ。「『なんとかだよ!』って言いながら、こうやって視聴者の目をそっちに向けさせてるのねって」。

もうひとつのVTRは、ロバート秋山の「実録・グルメ戦争」シリーズ。今回は「芝 激辛ストリート」編。20店舗近くが激辛料理を出している。

「ブート・ジョロキア」という香辛料を使うというルールで、そのジョロキア利権を一手に掌握しているのが、暗躍する“売人”「ヤマザキさん」……というようなクライムサスペンスのように仕立てているのがおもしろかった。

『野田レーザーの逆算』

野田クリスタルとカズレーザーによる「答え」から「問題文」を「逆算」するという新番組。

初回ゲストはトンツカタン森本とオズワルド伊藤。タイトルコールもゲスト紹介もなくヌルっと始まり「あの、今って僕ら喋っていいんですか?」と森本。この後もマイペースなふたりに翻弄されつづける森本。

まず番組からの例題として「怖い話逆算」が出題。一見普通の文章だが隠された意味がわかると怖くなる話をもとに、結末からなぜその話が怖いかを考察するというもの。話の筋は4つにわかれており、結末の4つ目から遡って開けていく。

その結末は「母親がキッチンから顔を覗かせてこう言った。『やっぱり親子ね』ロボットは母親の顔をぶん殴った」というもの。「母親」ということは、少なくとももうひとり登場人物(子供)がいるはず、だからロボットと母親、どっちかが子供とつながるはず、ロボットが何かのきっかけで「ぶん殴る」という法則があるんじゃないか、などと考察していく。

スタッフから「そろそろ『3』を開けます?」と言われるも、一向に考察をやめない野田とカズ。意地でも開けようとしないふたりに呆れる伊藤だが「開けたら負けた気がするじゃん。そりゃこうなるよ、このメンバーそろえたら! どう考えても負けず嫌いなんだから!」と野田。

考察していくなかである答えを予想すると「それが正解だとしたらオチが弱い。ガッカリ」と出題者との対決姿勢にも発展。野田「言ってしまえばこの問題でこのスタッフの程度が知れる」、伊藤「俺たちが問題を考えてるように見えますけど、試されてるのはあなたたち(スタッフ)ですからね!(笑)」。

マイペースで負けず嫌いの野田とカズにゆるめの番組設計、それに対してゲストが番組のルールを決めていく(決めざるをえない)感じとかがおもしろいし、それができるゲストの人選も絶妙。

ひとつの問題に対していろんな角度からアプローチできる野田とカズも抜群におもしろく、期待どおりの大当たりの新番組だった。


明日観たい番組:『東京03とスタア』『千鳥の対決旅』『有吉ぃぃeeeee!』など

『東京03とスタア』(日テレ)スタア:白石麻衣、脚本:岩崎う大、ラランド。

『千鳥の対決旅』(フジ)千鳥世代vs大忙し世代。

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「ポケモンユナイト」。

『ガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「己の武器は指と口のみ!! 指口宇宙戦争」。

『ボクらの時代』(フジ)くっきー!×斉藤和義×小峠英二。

『おしゃれクリップ』(日テレ)開始。反町隆史。

『日本沈没』(TBS)開始。主演:小栗旬。

『真犯人フラグ』(日テレ)開始。主演:西島秀俊。

『鬼滅の刃』(フジ)「無限列車編」開始。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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