しずる池田、「KAƵMA」に改名。「こんなに迷惑をかけるとは……」と謝罪しながら説明(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『スッキリ』

前日、突如「KAƵMA」への改名が発表されたしずる池田。

しかも、発表されたのが山形のローカル番組で、3回しか出演していない。その上「Z」が「Ƶ」という特殊な文字。かつてファミマの店内放送で結婚を発表したときのようにファンをざわつかせた池田改めKAƵMAがインタビューに応じる。

「まさかこんなにいろんな人に迷惑をかけるとは思わなかった」と謝りながらも、薄黄色の色眼鏡をかけたふざけた風貌。

「Ƶ」はどう変換すれば出てくるのかという問いに「俺もわかんないんだよねぇ」とKAƵMA。「正直、そこまでこだわりないから、池田って呼んでくれてもいいし、Ƶ使わなくてもいいし、カタカナでカズマでもいいし、もう呼びやすいやつで」と、どこまでもふざけている。

「いつまでつづける?」と聞かれ、KAƵMA「怒られるまで」。

『かりそめ天国』

以前の放送で衝撃を与えた「アミラーゼ問題」(マツコら唾液にアミラーゼが多い人があんかけを食べるとすぐにシャバシャバになってしまう)。「星野源ちゃんからもメール来たもん。星野源ちゃんもそうなんだって!」とマツコ。

それを解決するため、ずん飯尾が調査。「とろみ剤」を試すと、とろみは復活するも、ゼリーのような食感になってしまうし、あんを強めに固めた町中華を食べてみてもダメ。

最後はやはり専門家を頼ることに。すると、すでに「緑茶カテキンのヒト唾液アミラーゼ活性阻害作用」という論文が発表されているそう。

それに従い、マツコ同様、アミラーゼが多いAPが、こまめに高カテキンの緑茶を飲みながら食べると、とろみが残ったまま完食。意外に身近なところに解決策があったと喜びも束の間、マツコが試すとあえなくシャバシャバに。

「あたしのアミラーゼは濃いよー!」とマツコ。恐るべし、アミラーゼの呪い。


『脱力タイムズ』

芸人ゲストはアンタッチャブル柴田。

俳優ゲストの一ノ瀬颯が、冒頭の挨拶から喉の調子が悪く声が出ず筆談に。これに、すぐにすべてを察し「うーわ、(台本)1ページ目から違うんですか?」と困惑する柴田。筆談した文言の間違いをツッコんでいくことに。

番組中盤には喉のケアのための「看護師との会話で喉に適度な負荷をかけ喉の変化を見る実験」と称し、看護師役にプラス・マイナス岩橋が登場。柴田は岩橋との即興漫才を余儀なくされる。

さらに看護師役にはウエストランド井口やランジャタイ国崎も。国崎がひたすら「弓矢打ちたくなーい?」と叫びつづける漫才に、なんとか食らいつく柴田のすごみ。カットがかかったあと、「国崎さん、看護師はやりやすかったですか?」と有田が聞くと、国崎「完璧でしたね(笑)」。

ちなみに国崎登場の前後にCMまたぎ。その直後の『ネタパレ』でもランジャタイの前にCMが入る。もうすっかりランジャタイの人気が認められた感じ。

明日観たい番組:『週刊さんまとマツコ』『くりぃむナンタラ』『テレビ千鳥』ほか

『週刊さんまとマツコ』(TBS)「誰もが気になる!?カラオケ映像の謎」に阿佐ヶ谷姉妹。

『くりぃむナンタラ』(テレ朝)「境界線大喜利」。

『テレビ千鳥』(テレ朝)「松潤とノブの演技が見たいんじゃ!!」。

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾とタカトシみちょぱ熱唱SP」。

『ガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「おいでやす小田24時間ロングインタビュー」完結編。

『ゲームゲノム』(NHK)「拡大SP」本田翼×星野源×小島秀夫。

『ボクらの時代』(フジ)森田剛×若葉竜也×岸善幸。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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