ゴールデンボンバー鬼龍院翔×しずる池田がコント披露「『女々しくて』しか覚えられないと思ってた」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『千鳥のクセがスゴいネタGP』

18年前のNSC時代、コンビ(チョコサラミ)を組んでいたしずる池田とゴールデンボンバー鬼龍院翔がコラボ。

が、コントの序盤で鬼龍院がセリフを飛ばす。すると、「これ、つまんなくない?」と池田の作ったネタにダメ出しする鬼龍院。「……は?」と困惑する池田に鬼龍院は、「つまんないからやりたくない。これ無理だわ」「ヤバいよ、このネタ」と責め立てると、「ゴールデンボンバーのおもしろさに合わせて作ったらこんなネタできちゃった」と嫌味を言う池田。これに対し鬼龍院も、「昔組んでたときとおもしろさ全然変わってないから気づかなかった。てか、お笑いのセンスって18年やっても上がらないものなの?」と応戦。池田は「あ……発言気をつけたほうがいいかも知れない」と断って「芸人ドロップアウトした人が芸人評価するのよくないかも」と言う。鬼龍院「池田くん、芸人なんだよね? 本人がそう言ってるんだから芸人。評価されるとイライラするプライド高い芸人。オッケーオッケー、覚えた」。池田「あ、覚えた? よかった。『女々しくて』しか覚えられないと思ってたから」。

解散直前のコンビのギスギスした気まずい空気を見事に再現した、ふたりならではの息の合ったコント。秀逸だった。

霜降り明星は、せいやの「エンドレスモノマネ」。『有吉クイズ』でイワクラがせいやの自宅に潜入した際、壁に貼ってあった目標のひとつが「モノマネの強化(サブカルなど話題性を狙う)」。ちょうど『霜降りバラエティX』でもモノマネ企画をやっていたし、有言実行っぷりがすごい。

ロバート秋山は毛むくじゃらの大型犬「ハンプシャー・クリエイティブ・グランドホーマンのロルフ」に。犬の息づかいと間を完璧にモノマネ。発想がぶっ飛んでいるし、本当に底知れない。

『ロンドンハーツ』

土田晃之とブラマヨ小杉がサシ飲み。意外にもわずか1歳違いの同世代。

太田プロに入ったばかりのころは、いろんなライブに出てもネタ見せで落ちたこともないし、だいたい優勝もしてたから自信があったという土田だが、有吉や劇団ひとりが入ってくるとそのふた組がスゴかったそう。「160キロ投げるけどノーコンピッチャー」のようで、自分は「120キロしか投げられないからコントロールと変化球を磨こう」と思ったという。

当時、基本的に給料制だった太田プロ。ある程度売れるか、戦力外になると「アナタたちそろそろ歩合ね」と歩合制になるというシステム。「戦力外」で歩合になったのがデンジャラス。だが、その直後に『ボキャブラ』が始まりブレイクし、歩合だったため潤ったという。一方、土田はすでに結婚していたこともあり、歩合にしてほしいと会社に訴えるが相手にされない。「こっちも一歩も引く気がないから、3回くらい事務所を訪れて」最終的には歩合になった。

このとき「いい機会だからアンタたちくらいの奴らをみんな歩合にするから」と、ほかの若手芸人たちも歩合に。ほとんどの芸人は収入が上がったが、唯一収入ダウンしたのが『ボキャブラ』に出ていなかった劇団ひとり。「土田、ふざけるな!」とずっと文句を言われたそう。この土田の改革についてはよく聞くけれど、本人の口から詳細が聞けたのは興味深かった。

ブラマヨは、テレビでは自分がおもしろいと思ったこともカットされてしまったりして、自分ではコントロールできないため、「テレビの仕事がなくなったとしても、コンビでマイクの前に立てば笑い取れると思えば、吹っ切ってテレビの前でしゃべれる」と吉田が考え、ネタを作ってNGKに月に一度は立てるようなスケジュールを組んでいるという。小杉「テレビでロケとか司会とかひな壇とか出てるけど、舞台で観た漫才はまた違ったなって言われる芸人でいたい」。

明日観たい番組:『おげんさんといっしょ』過去4回からのリクエスト放送

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)ゲスト向上芸人に空気階段。

『千鳥かまいたちアワー』(日テレ)ホラン千秋。

『おげんさんといっしょ』(NHK)「オールタイムリクエスト」。

『ゴッドタン』(テレ東)「壁ある芸人矯正プログラム」インパルス板倉編。

『霜降りバラエティX』(テレ朝)「霜降りリベンジャーズ」コロチキ編。

『SWITCHインタビュー 達人達』(Eテレ)尾崎世界観×カズレーザー。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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