有吉、ド迫力のカースタントに挑戦。バラエティの“過去の常識”も振り返る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『有吉クイズ』

ゴールデン2時間SPなのに解答者は有吉、せいや、みちょぱの3人だけでスタート。「クイズ「この変装芸能人は誰?」で登場した人たちが順次解答席に加わるという形式。

最初に登場した出川哲朗は、そのあとに登場した変装芸能人に「チェン」と解答。有吉「チェン、来ないでしょ! 南原さんならともかく(笑)」。

「大人でも難しい水上アスレチックできるorできないクイズ」では意外な人物が活躍。それはりんごちゃん。

肉体派タレントたちが水上アスレチックに挑戦するなか、最後に登場したのが元陸上部だというりんごちゃんだった。見事な落ちっぷりに「うまいねえ、りんごちゃん!」「なんてエンターテイメント性ある」「素晴らしい」とパネラー陣絶賛。「若いころの出川さんを思わせる」「中、出川さんなんじゃない?」と有吉。りんごちゃんにまさかの鉱脈。

「有吉のプライベートクイズ」ではタカハシレーシングの専用スタント場に。「カースタントを改めて確認」するという。「『確認』ってなんなんっすか?」と笑うせいや。事あるごとにリアクション芸人への憧れと尊敬の念を口にしていた有吉らしい企画。もはや「罰ゲーム」としてはなかなかやれなくなったものをこういう形で見せるというのが、有吉らしくてスマート。

しかも今回有吉が行うのは、車内ではなくボンネットの上に乗るという危険度の高いもの。「前に落ちちゃう感じがするんだよね」とパネラーに経験者の出川がいるのがいい。

今回、運転を担当するスタントマンは出川ともやった経験があるそうで「出川さんは入念な打ち合わせをして。入るときは出川さんもやるつもりなのでちょっと顔つきが違う。それを見ると自分もしっかりやらないと、と思う」と回想すると「ヤバい、ジーンとしちゃうよ」と出川。

有吉とスタントマンが「むちうちは筋肉痛」「血が出たら画面から外れろ」「話が広がるから病院には行かない」などとかつてのバラエティの“常識”を振り返ると「昔は、ですよね」と念を押すスタッフ。

最後の問題は「カースタントをする有吉に何が起きるのか」というもの。スラローム、ドラフト、爆破3連発、猛バック、急停止、発泡スチロールの壁に激突と“フルコース”を実際に受け「なるほど」と“確認”していく有吉。ド迫力。

そして最後にひと際大きな爆破。煙が立ち込める。そこから映画の1シーンのように現れる有吉。「1回ハサミ入れてるでしょ!」とせいや。そして撃たれて倒れる有吉。問題の正解は「カースタント後に撃たれて死んでしまう」。本当にやりたい放題で素晴らしい。みちょぱ「何、この茶番!(笑)」。

『フリースタイルティーチャー』

いよいよ「第2回芸人界最強ラッパー決定トーナメント」開幕。

今回はゆりやん、とろサーモン久保田、紺野ぶるまといった常連組から、前回大活躍のトンツカタン森本や溝上たんぼ、そしてついに待望の初参戦を果たす霜降り明星・せいや、こちらも楽しみな初登場・ウエストランド井口まで16人の素晴らしいメンバーがそろったトーナメントに。

Aブロック第1試合は、ガクヅケ木田vs紺野ぶるま。この番組で毎回爪痕を残すぶるまに対し、木田は出場芸人の中では無名の存在。「本当の泥水を教えてやりたい」というぶるまが第1ラウンドでは5-0と圧倒。

そのまま勝利すると思いきや第2ラウンドで1-4と返すと、木田のかわいげがどんどんあふれ出し、最終ラウンドも接戦を制す、いきなりのアップセット。

ひと筋縄ではいかない大会であることが初戦から示された。何が起こるかわからないこのトーナメント、また毎週の楽しみになった。


明日観たい番組:『クセがスゴいネタGP』2時間SP。生田斗真&菜々緒がゲスト出演!

『クセがスゴいネタGP』(フジ)2時間SP。

『アメトーーク!』(テレ朝)「意外とゴルフやってる芸人」千鳥ノブ&タカアンドトシ・トシ&ずん飯尾&アンタッチャブル柴田&平成ノブシコブシ吉村&ニューヨーク屋敷。

『アウト×デラックス』(フジ)にえこのみぃ、丸沢丸。

『かまいガチ』(テレ朝)「ピッタリ王」。

『NEWニューヨーク』(テレ朝)「動画でバズるためのSNS完全攻略セミナー」。

『野田レーザーの逆算』(テレ朝)「コント逆算」「絵本逆算」。

『川島・山内のマンガ沼』(日テレ)ロングコートダディ堂前おすすめマンガ。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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