『THE FIRST』を終えた今、RANが目指す“唯一無二の表現者”「自分にしかできないことはたくさんある」【『あの日のTHE FIRST』レポート#6】



サングラス事件!?

『あの日のTHE FIRST』ではBE:FIRSTメンバーとBMSG練習生のRUI・RAN・REIKO、さらに所属アーティスト・SHOTAの11人によるトークも収録されている。今回は、10人が思うRANの印象や「To The First」の練習中に起こった珍事件などについて話された。

Q:RANの第一印象は?

LEO 1位の子だよね。

SHOTA 「1位の子」って呼んでたもん。

RAN 全員、それ言うよね(笑)。

LEO 初めての順位発表で「1位はRAN」ってされたら、「あー、1位の子や!」ってなるよね。

RAN 1位で呼ばれた瞬間は、本当に頭が真っ白になって。正直に言うと、あのときの歌った記憶がマジでないんだよね。みんなからの視線が痛くて、「睨まれてんじゃないかな」って思ったのは覚えてるけど。

LEO みんな「こいつが1位か」って見てるもんね。

SOTA きついよな……1位のあれ、マジでやだもん。

RYOKI 俺は審査が進むにつれて、最初の順位発表でSKY-HIさんがRANを1位にした理由がわかっていったのが印象的だったな。みんなも本人も「なんでRANが1位なんだろう」って思ってた部分があったじゃん? 審査を重ねていくごとに「期待としてつけられていた1位なんだ」「そこがRANの課題だったんだ」って、本人もみんなも噛みしめてたよね。

Q:印象に残っている曲

RUI 「Move On」の<過去も未来も>。ただ単にかっこいいっていうか、雰囲気が出てる。

LEO “王者の風格”ね。

SOTA 「To The First」の<It’s not too late>で、急に出てきたときのRANもオーラ強いよね。

RYUHEI あの笑顔、かわいかったなぁ……本当に天使みたいだった。

RAN 今、ちょっとバカにしたよね。

RYOKI あそこは天使というより、“サングラス事件”だったけどな(笑)。

SOTA 練習中にiPadで録画した「To The First」のパフォーマンスを見返してたら、メンバーに隠れた一瞬の隙にRANがサングラスをかけてるんですよ。

SHUNTO 本当にSOTA君、キレそうになってたよね(笑)。

SOTA 最初は「こいつ、何ふざけてるんだろう」と思って。でも、よく動画を確認してみると……前髪が長過ぎてサングラスみたいに見えてたっていう。iPadの画素数じゃ髪の毛ってわからない(笑)。完全にサングラスでした。

RAN 奇跡だった。

LEO RANとREIちゃんのは、ちょっと印象的過ぎるな……。

SHUNTO あれは強いね。

SHOTA 俺は「Shining One」の練習のとき、RANにすげえ色気を感じたことがあった。

RYOKI あのときは、“RANプロデュース大作戦”をやってたんだよね。

RAN チームOneのみんなでスピーカーを囲んで、「お互いの顔を見ながらパフォーマンスしてみよう」って練習したんです。そしたら、RYOKIがキスしそうなくらいまで顔を近づけてきて、「もっと来いよ!」って煽ってくるんですよ。それに乗せられてやってたら、「今のめっちゃいいよ」ってちゃんと褒めてくれて。すごく自信につながったし、自然と自分を魅せられるようになった。あれのおかげで肩の荷が降りて、「楽しい!」っていう気持ちで本番を迎えられたんです。本当に助かった。

RYOKI 天使になれた?

RAN 天使になれた。

寝相とイビキ担当!?

『あの日のTHE FIRST』では、「一番○○だったのは?」という特別企画が設けられた。第6回目のお題は「1番寝相が悪いのは誰?」。気になる結果は、SOTA:5票、SHUNTO:3票、RYUHEI:2票、JUNON:1票。どうにも寝方のクセが強いメンバーも多いようで──。

SOTA 俺なの!?

SHUNTO SOTAでしょ。

RAN 本当にヒドいときは180度回転してるときもあるし、起きたら着てるものが少なくなってることもあった。

SOTA パンイチになってたよね。俺も怖かった。

LEO 同じ部屋になったとき、SHOTA君、SOTA、俺の並びで寝てたじゃん? 朝起きたらSOTAの顔がすごい近くにあったのを覚えてるんだよね。だから、寝相が悪いイメージある。

SHOTA 俺の中で、SHUNTOは寝相というよりイビキだな。

SOTA 俺もだ、イビキ。

LEO SOTAは、あまりイビキが気にならなかったよね。

SHOTA もはやBGMみたいな感じだった。寝るの早いんだもん。「おやすみー」って言った次の瞬間には、イビキが鳴ってる。

貪欲に目指す“唯一無二の表現者”


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ライター_坂井彩花

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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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