麒麟・川島の理想が叶った『ラヴィット!』最新おすすめマンガBEST3発表(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『ラヴィット!』

1本目のVTRは「本当に面白い最新マンガ BEST3」。

VTRの進行を務めるケンドーコバヤシも「朝からマンガのランキングをやるなんて正気の沙汰ではないとお思いでしょうが、そのとおり! なんとこの番組、正気を失っております!」と言うように、おそらく川島の意向が叶ったのであろう企画。

伝説的漫画編集者3人がそれぞれおすすめのマンガトップ3を紹介。『ダーウィン事変』『望郷太郎』『女の園の星』『JUMBO MAX』といったこの手の企画でよく紹介されるマンガが並ぶなか、『ちばてつや追想短編集』といった渋い作品も。

また、3人のうちひとりが少女漫画を長く手がけていた編集者のため『しあわせは食べて寝て待て』『バクちゃん』『褒めるひと 褒められるひと』といった女性向け漫画が紹介されていて新鮮だった。

スタジオゲストには、最も川島に近い普段のメインゲストが座る席にムーディ勝山。「大好きなマンガはほとんどムーディに教えてもらった」と川島。

「あり余る時間があるんで圧倒的なリサーチ力がある」と絶大な信頼を寄せる。この人選も川島の提案に違いない。川島の理想が具現化したような番組になりつつある。

プレゼント応募用のキーワードをムーディが発表することに。そのキーワードは「チャラチャッチャラッチャチャラッチャチャラッチャチャラチャチャラチャチャッチャラチャラッチャ」。もうやりたい放題。

『あちこちオードリー』

ゲストは日向坂46から佐々木久美、潮紗理菜、松田好花、上村ひなの。

松田は3カ月休養後の楽屋挨拶で号泣したという思い出話に、番組冒頭から感極まって泣いてしまう。

さらに『ラヴィット!』での振る舞い方を迷っているという悩みを吐露すると、若林から「松田は理屈でも考えられる人。これが正解なのかなって悩んでること自体がおもしろいから、『私がややボケだと言いにくいんじゃないですか?』とか(答えを)出したあと、2回目のチャンスがある」「気遣われてると思ったら『気遣われてますよね』と言えばいい。迷ってる人っておもしろいから。川島さんは絶対やってくれる」とアドバイスされ、また涙を落とす。

終盤にも「松田は俺とタイプが似てると思う。メンバーのおもしろエピソードトークを集めておいたほうがいい。補足ね。地味な道を行くんだけど、その道は意外と楽しいですよ」「わーってなってるときもみんなよりちょっとメタに見てると思うから」という若林の真摯な言葉に3度目の涙。「その道は意外と楽しい」という言葉になんだか若林のこれまでの軌跡を思い胸がいっぱいになった。

「『こんな人いるんだ?』って思ったのはキャプテン(佐々木久美)と高畑充希」だと、若林はふたりを「大器」と形容。高畑と番組(『未来ロケット』)を一緒にやったとき、「収録2本目には論破されてた」と笑う。

そんな高畑と並ぶ評価をしつつ、“できる”人ゆえ「1個だけ約束してほしいんだけど『ワイプの技術』語るのだけはやめてね」と注意。若林「そういう人はスキャンダルでいなくなる(笑)」。

育ちがよく常識人の潮は、春日の顔写真が貼ってある椅子に座るといったバラエティ的な作法に戸惑い「私、このままでは人生終わってしまうかも」と相談していたことを明かす。

それに対し若林は「イカレてる世界だと思う。ケイマックス(『日向坂で会いましょう』の制作会社)の世界なんて!」と擁護。

「テレビマンって全員クレイジー、芸人もクレイジー。テレビの世界って常識を常識のままで言う人って意外とレア。だから潮は春日の顔の座布団に『私は座れません』って座らないほうが俺はいいと思う。常識って常識過ぎるとボケになるから、自分の育ちを信じたほうがいい」と語る。

全編、テレビの世界に対する違和感を感じ苦悩しつづけてきた若林だからこその真摯で優しい言葉。一貫して、ちょっと見方や意識を変えるだけで、本質は「そのままでいい」ということをその人に合わせた言葉で言っているのが印象的だった。


明日観たい番組:『有吉の夏休み2021』にみちょぱ、小嶋陽菜、田中卓志、フワちゃん、めるるが登場!

『有吉の夏休み2021』(フジ)みちょぱ、川村エミコ、小嶋陽菜、田中卓志、とにかく明るい安村、生見愛瑠、藤田ニコル、フワちゃん、吉村崇。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)もう中vs魔王vsザコシ福島くっきー。

『マツコ会議』(日テレ)に安達祐実。

『有吉反省会』(日テレ)にmotsu。

『アニマルエレジー』(テレ朝)「ヤドカリ」「アカシアアリ」。

『ゴッドタン』(テレ東)「角田ほろ苦選手権」。

『人生最高レストラン』(TBS)に奈緒。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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