オードリー若林の7カ条、1番目は「春日が言ったことに笑う」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『有吉の壁』

「ご本人登場選手権」。

きつね、トム・ブラウン、おいでやすこがによるBiSHが、思いのほかクオリティが高かったものの「ご本人登場」では「BiSHじゃなくてケイダッシュステージ」としてHi-Hiとどきどきキャンプ岸が登場。「ガッカリ中のガッカリだったよ」と有吉。

一方、四千頭身とジャングルポケットが扮した光GENJIには、まさかの内海光司と佐藤アツヒロが登場。「今夜限り再結成させていただいて」と語る内海の息切れすごい。アツヒロ「解散後、初めてふたりで一緒にやりましたね」。

最後は、とにかく明るい安村が横山剣に。めちゃくちゃ合ってる。そしてホンモノの横山剣も登場。めちゃくちゃカッコいい。ふたりで「イイネ!」ポーズを決めるシーンは感動的ですらあった。「よくぞ来ていただいた」と立ち上がる有吉に「夢の番組です」と横山。安村「最初、横山剣さんやりたいって言ったとき、ご本人登場は山根会長でいいって言ったんです(笑)」。

「絶品中華争奪大喜利」では安村の解答に「5年くらいつづく俺の安村びいきが……」と「○」判定を出す有吉。

その一方で、パンサー向井は大苦戦。菅が「○」解答を連発し「パンサーはあいつ(菅)だけでいいんだよ」と有吉が言った直後に答えた向井の解答に、食い気味に「×」判定。

そのあとも本来先に料理を指名しなければならないところ、それを忘れたため判定すらしてもらえない。「ちょっと冷静さを欠いておりました」と、らしくない向井。

ついには、インポッシブルひるちゃんの解答を見て有吉は「ひるちゃんも“向井”だな」と「向井」が形容詞化。向井「『うわぁ』じゃないよ! 誇れよ! 向井を!」。

『あちこちオードリー』

「ミスター・あちこちオードリー」「この番組の恩人」「反省大王」のパンサー向井プレゼンツの「反省ノートSP」。アルピー平子、3時のヒロイン福田、吉住が「反省3銃士」として来店。

大喜利などをする際、向井は普段は振る立場なため「自分で打席に立たな過ぎて、経験値がどんどん置いていかれて、結果『有吉の壁』とかで大喜利しなきゃいけないときに、あいなぷぅとかにボコボコにされる悲劇が起きる」と、ちょうど同日に放送された『有吉の壁』での“悲劇”を想起させることを語る。

若林はこの番組用のノートがあるそうで、その1ページ目には若林の「セブンルール」ともいえる7カ条が書いてあるという。

その1番目が「春日が言ったことに笑う」。「ジャッジしちゃうことがあるから。それはダメよ、この席ではって」と。それを見越したかのように平子の反省ノートには「酒井がいい突っ込み入れてんだから笑えよ。何に張り合ってるんだ」という記述。

「相方の言うことってあんなにおもしろいのに、なんであんなにつまんないかね」とコンビ芸人特有のアンビバレンスな感情を吐露すると、「(一緒の現場で)平子さんがジャッジしてるなあって思うときあるもん」と笑う若林。

向井も「ジャッジするな」というのは何年か前から心がけていると言う。そんななかで若林は、相方・春日に対し、去年まで「アパー!」などとやって壮絶な空気になったあと、若林がひと言で拾いに行くというのをずっとやってきたのに、最近は自分で拾えるようになったと語る。「お前、いつの間に自分で処理できるようになってんだ!って」。

吉住の「また何もせずにヘラヘラ帰ってきた。何度目だ? 私には何ができる? 正解を見つける、ではなく、『これくらいでいい』を見つけるのがどんどんうまくなる」という反省ノートに「中島みゆきじゃねえかよ! 『ファイト!』じゃん!」と若林。

「自分ができない」ということに向かい合うのがキツく、「観てるのはファミリー層だしそんなにトガったボケを求められてない」などと理由をつけて傷つかないようにしていると言うと、「いたちごっこだよね。そうやって理由つけてる自分も嫌いで、次、大振りしてみたらやっぱり番組と合わなくてっていうループだよね」と若林。「本当にそうだ!」と実感を込めて同意する平子「小手先でやっちまったなあと思った番組にまた呼ばれたら『なんでだ?』って頭が爆発するくらい混乱する。人間・平子が見せられた!って番組には意外と呼ばれない」。

「本音とその場しのぎとどっちのカードを切るか」「その間で揺れていくしかないんだろうね、ビー玉みたいな目で。それが仕事」と若林。春日以外の5人が同じタイプの芸人だから5人が共鳴しまくり。

そんな濃厚・濃密な話がつづくなか、春日が書いた反省ノートは、電動自転車のバッテリーがうまくつけられずイライラしてしまったというまさかの日常の反省。

「春日さん、違うのよ」と苦笑する若林。「これが出せるんだからスゴいよなあ……」と平子。若林「結果、一番カッコいいもんね、これ出すのが。俺たちがこれ出したら、ああ、その角度で取りにいくんだってなる。春日だから企画がわかんないんだなでいけるけど(笑)。だから俺たちはちゃんとした反省出すしかないんだよ! あぁ、つまんない芸人人生!(笑)」。


明日観たい番組:『ネタパレ』でオズワルド×空気階段SPコラボなど

『かりそめ天国』(テレ朝)「もう中学生のプロしか知らないNo.1企業伝説」。

『脱力タイムズ』(フジ)特別編「岡島さん密着ドキュメントの巻」。

『ネタパレ』(フジ)オズワルド×空気階段SPコラボ。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)「中学『技術』教材が進化中!タモリ新型ラジオを作る」。

『ジロジロ有吉』(TBS)「ニューヨークに禁断質問」。

『ドキュメント72時間』(NHK)「大都会 お地蔵さまの前で」。

『徹子の部屋』(テレ朝)に純烈。

『A-Studio+』(TBS)にLiSA。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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