ハリセンボン春菜、コンビで出したCDが400枚しか売れてないことを知った『オールスター感謝祭』(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『アメトーーク!』

「実は歌出してる芸人」が集結。MC横ゲストの陣内が「成功してる人もいますよね。ぐっさんとか……」と言いかけ、蛍原のほうを見て口をつぐむ。そこに添えられたテロップが「過剰な気遣いがありました」。

フット後藤は「GO☆TO」名義で曲を出している。GO☆TOといえば「今は東へ」も有名だが、今回はより売れていない「COME ON BABY!」をフィーチャー。「ヒーヒーフー」「窓際に30羽から40羽」といった独特の歌詞、節回しや、最後に「BABY BORN!」と決めるところなどは(『ゴッドタン』の「マジ歌選手権」で披露した)「ジェッタシー」味がある。

「過去に犯した犯罪のような気持ちで、やっぱ捕まるんだって」と言うかまいたち山内は、「5uppers」というユニットで参加した「それぞれのストーリー」を紹介される。吉本でもかなり力を入れていたプロジェクトのようで、リリース後しばらくして担当した社員が「飛んだ」そう。この曲は『水曜日のダウンタウン』の「史上最も売れなかった芸人のCD、ハリセンボンの『ともだちのうた』説」で調査された「芸人CD売上ワーストランキング」で堂々の1位になった曲。363枚しか売れなかった。

5uppers「それぞれのストーリー」short ver.

説の表題になったハリセンボン「ともだちのうた」は、そのとき2位になったが、その売り上げ枚数を本人たちが知ったのは『オールスター感謝祭』でのクイズだったそう。4択で「40万枚」「4万枚」「4000枚」「400枚」と出題され、「まさか400枚のわけないから4万枚か4000枚かと思ったら400枚だった」と。あまりのショックで春菜「そのあとの記憶がない(笑)」。

最後は、「なんでも歌ってくれる」でおなじみMay J.が、GO☆TOの「COME ON BABY!」を歌う。やっぱり「窓際に30羽から40羽」の節回しがクセになる。

『チャンスの時間』

刑務所の慰問でウケるのはどんなネタかを競う「慰問ネタグランプリ」。審査員は慰問経験豊富だというドランクドラゴン。人力舎は慰問に力を入れている時期があったそうで、3~4年やって、どんなネタがウケるかがわかってきたという。

出場者はカミナリ、東京ホテイソン、見取り図、野田ちゃん。いずれも慰問は未経験。カミナリは受刑者向けのワードをふんだんに取り入れた完全新ネタで爆笑を生む。「受刑者代表」的立場で審査する大悟は「8点」の高得点をつけるも、ドランクドラゴンはふたりとも「0点」。実はカミナリのネタ中にあった「脱走」「脱獄」は絶対NGワードだそう。また、ネタ中、営業では鉄板の客(受刑者)に問いかけるようなことも、煽ることにつながるからNGだという。

つづく東京ホテイソンも新ネタ。途中「皆さん脱走とかしないでください」と「脱走」というワードが入り審査員たちが頭を抱えるが、「エンコ詰めの面構え!」というツッコミに大悟は大爆笑。最後は「懲役60年終えたヤツのフル勃起!」というド下ネタツッコミで締め。大悟は「9点」の高評価。「普通の漫才番組で『エンコ詰めの面構え』が来たらたぶん客引くけど、『慰問漫才作りました』ってやるとウケるはず」だと語り、「発明」と絶賛。しかしドランクドラゴンの審査はやはり「0点」。たとえ「しないでください」という文脈でも「脱走」という言葉を使った時点でダメだという。

一方で、最後の下ネタは絶対にウケる。下ネタに関しては特別なNGはないそう。それを聞いていたかのように見取り図は、既存ネタの中から普段はまったく使いどころがないというオール下ネタのセックス漫才。これには審査員3人共が「10点」満点。鈴木「会場が爆発するくらいウケるはず」。学びのあるめちゃくちゃおもしろい企画だった。


明日観たい番組:『さんまのお笑い向上委員会』向上ゲストに蛙亭

『99人の壁』(フジ)、新企画「99時間勉強すればプロに勝てるか」。

『マツコ会議』(日テレ)、デジタルアートの画家。

『有吉反省会』(日テレ)に葛西純。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)、向上ゲストは蛙亭。

『ゴッドタン』(テレ東)、「女装ほろ苦選手権」。

『奇々怪々!迷信探偵ファイル』(フジ)、マキタスポーツ、佐々木彩夏。

少年・主演『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(テレ朝)がスタート。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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