オアシズが明かした『めちゃイケ』と『有吉の壁』収録時の居心地の悪さ(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『あちこちオードリー』

ゲストはオアシズ。「自分たちが思ってる以上に圧ありますよ」と若林が言うように、ふたりがそろうと“強い”。東京でお笑いを初めて観たとき、「貧乏」「頭が悪い」「ルックスが悪い」というようなマイナスを抱えた人がスポットライトを浴びて、一番カッコいい存在になっていたことに「なんていい世界なんだ!」と感動した。だから光浦は、「ブスの役をやることはいいことをやっている」という感覚だったという。

『めちゃイケ』の収録は火・水曜日。『とぶくすり』からそうだったため光浦は「22歳から火・水は全部」スケジュールを渡していたそう。『とぶくすり』~『めちゃイケ』の途中までは光浦だけが参加。初期のころは「すっごい大変だった」と回想する。

『とぶくすり』のころ、事務所の人はついていない、男子メンバーはイジワル、スタッフもピリピリしていて誰も口が利けなかった光浦は、自販機の前で独り立っていたのだそう。「どうしたの?」と聞かれ、「100円玉がないから買えない」と1000円札を握りしめていた、と。そのことを番組を辞める衣装さんに言われ、自分の記憶から消していたことを思い出して泣いたと言いながら、また泣き出す光浦。

若林に対し大久保が「黒目が光ってるときと、光ってないときの差が激しい」「野心が丸見え」だと評すと、野心はキープしているかという話題に。「野心を捨てたほうが楽しくなってきた」と光浦。自分がやりたいという野心ならいいけど、みんながやりたいから私も負けずに取りたいというような野心だと苦しくなってしまう。「“負けたくない”が入っちゃダメだなって思って」と言う。

一方、大久保は若手に混じって『有吉の壁』など“お笑い力”が試される番組にも未だに出演している。「Mの境地かも」と大久保は表現し、「こんな経験ってできないからゾクゾクするの」「刺激が欲しい」と語る。『有吉の壁』収録前は、大部屋で誰とも口を利かず弁当を食べていると言うと、「わー、自販機でジュース買えてる?」と光浦。Suicaがあるからと笑う大久保に、光浦「時代が変わってよかったぁ……(泣)」。

『水曜日のダウンタウン』

「声を操るプロ声優ならモノマネも上手いはず説」で、モノマネ芸人が声優にモノマネをレクチャーし対戦。原口あきまさが「モノマネって正確に歌い過ぎると気持ち悪いんで、ちょっとオリジナルが入ってたほうがいいんですよ」とアドバイスするなど、モノマネのプロならではの技術を伝授していく。

梶原岳人による松任谷由実や福原綾香の中島みゆきなどプロのモノマネ芸人と遜色ないモノマネがつづく中、今回、突出していたのは武内駿輔。彼を教えるのは唯一あまり声マネや歌マネのイメージの薄い神奈月。ほかの先生役がまず声質をチェックしていたのに対し、見た目モノマネ重視の神奈月は「顔の輪郭が似ていると、声が似る」という理論で骨格だけで福山雅治のモノマネを提案。

その後、声の出し方や動きをレクチャーすると、審査員のコロッケが「福山さん(のモノマネでモノマネ芸人含めて)、たぶん一番だと思う!」と絶賛するほどの完成度。歌い終わりで「実におもしろーい。あー眠たくなってきちゃったぁ」とザコシ福山を加える武内に、原口「神無月さんの演出でしょ! いらんいらん(笑)!」。

神奈月が『シンパイ賞!!』でも以前、後輩に的確なアドバイスをして劇的に芸を向上させていたことを思い出した。普通のバラエティにもどんどん声優が進出してきているので、モノマネ番組を声優が席巻する日も近いのではないか。


明日観たい番組:偶然映り込んだ人々のその後を追った『あの日、偶然そこにいて』

『あの日、偶然そこにいて』(NHK)、歴史的瞬間や時代を象徴する「あの日」の映像。そこに偶然立ち会い、映り込んだ人々は、そのあとどんな人生を歩んだのか。

『こちら緊Q対策本部!』(NHK)。「義母からの謎のプレゼント&宇宙人がやってきた!」武井壮、若槻千夏、犬山紙子、川島如恵留、矢野了平。

『脱力タイムズ』(フジ)に、パンサー向井&ディーン・フジオカ。

『有吉ファミリートラップ』(TBS)、尾形貴弘、津田篤宏、丸山桂里奈、Mr.マリック。

『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジ)に光浦靖子。

『あさイチ』(NHK)、「プレミアムトーク」に柳楽優弥。

『A-Studio+』(TBS)にチョコレートプラネット。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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