マツコ「ミッチーって様式美の中で生きていられる方じゃない?」マツコは及川光博の魅力を、及川はナポリタンの魅力を語る(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『マツコの知らない世界』

「40年間ナポリタンに情熱を注ぐ俳優」として及川光博が登場。

「いやぁ~ミッチーよ!」と喜ぶマツコ。マツコはきっとミッチーのようなタイプは大好きだろうな、と始まる前に予想していたけど、思っていたとおり「スゴい好き! 若い子に見せたい。ミッチーがよりミッチーだったころ!」と熱く語る。

「ナポリタンに理屈や分析はいらない」とオススメのナポリタンをシンプルに紹介するミッチー。開始17分でようやく自己紹介に。「家族と出かけた洋食店キャロット(蒲田)でナポリタンと出会う」という略歴に、マツコ「ミッチー、蒲田だったんだ。反動かな? 蒲田からこんな人、二度と出てこないよ(笑)」。

ツアーグッズにナポリタンを発売したという有名な話から、『相棒』の神戸尊がナポリタン好きという設定はアドリブによるものだったなどのエピソードを挟みつつ、「究極のナポリタンを探す旅。それが人生」とキラキラしながら言い放つ。

マツコのリアクションもミッチーが思い描いていたとおり。「打ち合わせしてないからね」とマツコが弁明するほど、ふたりの話の流れもスムーズに進んでいく。

“思い出と共に味わう”ミッチー流のナポリタンを食べる際の2大ルールは「童心に返って食らいつく。口の汚れは気にしない」「食べたあとは走馬灯」。

そのルールどおり、食べると子供のころの食卓を思い出したというマツコ。そこに添えられた子供のころのマツコのイラスト。『かりそめ天国』の子供マツコのイラストは坊主姿だけど、この番組では常におさげ姿。その違いもおもしろい。

食べているマツコを見て「なんでおいしいものを食べるときってみんな苦しそうな顔するんだろうね」と言うミッチー。確かに、ビールなどを飲むときも人は「苦しそうな顔」をする。「その日あったツラいこととかをおいしいものを食べたり飲んだりすることで吐き出してるんじゃない?」とマツコ。何気に哲学的な話。

エンディングでマツコ、ミッチーを「ミッチーって様式美の中で生きていられる方じゃない? 様式美を崩すのはお下品な行動なんですよ。ミッチーはミッチーとして楽しむもの。様式美を見せてくださっている数少ない稀有な方のひとり」と評す。

『フリースタイルティーチャー』

今回から「芸人界最強ラッパー決定トーナメント」が開始。

番組初代王者のカミナリたくみ、2代目王者の紺野ぶるま、2回連続準優勝のゆりやんを筆頭に、ラップ芸人の第一人者ともいえるダイノジ大地、芸人で唯一の『フリースタイルダンジョン』経験者であるMCサーモン(とろサーモン久保田)、ラッパーとしての活動実績があるきつね淡路、からし蓮根・青空、新作のハーモニカ溝上、ザ・マミィ酒井、mckj(こりゃめでてーな大江)、オヤカタくん、トンツカタン森本、そしてラップビギナーながらその適性がありそうな3時のヒロインゆめっちといった「芸人界最強ラッパー」にふさわしいメンツがそれぞれ本職ラッパーの「ティーチャー」とコンビを組んで挑むことに。

ひと組ずつ紹介されながらコンビで登場してきたものの、サイプレス上野と組んでいるはずの空気階段もぐらだけがひとりだけで紹介もされず登場。

思わず、「サ上になにかあったっけ?」とニュースを検索してしまった。実際には「私がまったくフリースタイルと向き合わずに練習から逃げつづけまして、その結果、(サ上)先生が『何も教えられてないからティーチャーではない』ってことで僕ひとりで」ともぐら。安定のクズっぷり。いずれにしてもかなり楽しみな本格的な大会になりそう。


明日観たい番組:『アメトーーク!』で「生きづらい芸人」など

『ものまねのプロ215人がガチで選んだ 本当にスゴい!ものまね芸人ランキング』(テレ東)第2弾。

『クセがスゴいネタGP』(フジ)アイロンヘッド、AMEMIYA、Everybody、おいでやす小田&アンゴラ村長、かが屋、霜降り明星、ジャルジャル、スリムクラブ、大自然、中岡創一、ネルソンズ、日谷ヒロノリ&シマッシュレコード、本間朋晃&天山広吉、見取り図。

『アメトーーク!』(テレ朝)吉住、パンサー向井、三四郎・小宮、マヂカルラブリー野田、GAG福井、宮下草薙・草薙、蛙亭・岩倉、カラタチ前田で「生きづらい芸人」。

『アウト×デラックス』(フジ)加藤一二三、古坂大魔王、小柳ゆき、宮良忍。

『NEWニューヨーク』(テレ朝)「NEW体育TV」。

『川島・山内のマンガ沼』(日テレ)「カバー裏-1グランプリ」。

『VS魂』(フジ)神木隆之介、中村倫也、木村昴、新木優子、山田裕貴、児嶋一哉。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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