爆笑問題・太田が<お笑いの原点>を語る。「こんな俗悪な番組ないよね!」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2021年のテレビ鑑賞記録。


WOWOW『電波少年W』

初回ゲストに太田光。気心の知れた松村邦洋とのやりとりが楽しい。「太田光のテレビの記憶を集めたい!」ということで「芸人になる前」と「芸人になったあと」でもう一度観たい番組を観ることに。

前者で太田が選んだのが『金曜10時!うわさのチャンネル!!』。「これが俺のお笑いの原点ですよ。せんださんとアッコさん。タモリさんも」と太田。意外にも「最初に憧れたタレントがせんださん」だと言う。

当時、自称「カモシカのような」足だった太田は、見るからにおもしろいせんだみつおのような短足になりたかったという。『金曜10時!うわさのチャンネル!!』が懐かし映像などで流れる場合、たいてい、徳光がデストロイヤーに4の字固めを極められてる映像だったりするけど、今回流れた映像はほとんど観たことがないものだったのですごくおもしろかった。VTRを観ながら太田「こんな俗悪な番組ないよね!」。

後者で太田が挙げたのは、上岡龍太郎司会の番組『大発見!恐怖の法則』。「ヒドい目に遭った!」と太田は言う。国道沿いに軍手がよく落ちていることから、軽トラに24時間乗っていくつ集められるかを検証するという企画。あまりにキツいので途中から「スタッフがやってくれ」とさじを投げた太田だが「上岡さんがやらせにやたら厳しくて」ダメだと言われたそう。それでも助手席で寝ていたと。

一方の田中は、軍手探しにハマって喜々として探していた、といういかにもなエピソードも。そんなしんどい思いをしたのにもかかわらず、オンエアが5分もなかったと。実際、その映像は総集編で流れたものしか残っていなかった。これが97年ごろ。

それ以外にも97年6月22日放送の『電波少年』に爆笑問題が登場したときの映像も。ゴミの不法投棄を注意するという企画。田中はたぬきの着ぐるみを着て出演。『ボキャブラ天国』に出演し出したのが96年からなので、それがブームになるのが少しあと。まさにブレイク前夜の爆笑問題の貴重ななんでもやる“若手仕事”映像だった。

『99人の壁』

ヘビーユーザーvs最強社員の1対1で対戦する「99秒の壁」に吉野家ヘビーユーザーとして新日本プロレスの棚橋弘至、丸亀製麺にはトレンディエンジェル斎藤、餃子の王将には銀シャリ鰻が挑戦。

みんなレベルが高く大激戦に。特に斎藤は相手もこのコーナーで過去一番と言っても過言ではないくらい強い社員だったが、それに遜色ない知識を披露し、佐藤二朗から「いつになくカッコいい」と絶賛されるほど。

「丸亀」はアルファベット表記では「MARU GAME」ではなく「MARU KAME」だそう。その理由を斎藤「GAMEだと外国の人はゲームと読んじゃいますから」。


『ゴッドタン』

まだまだおぎやはぎの「照れカワ」が治っていないということで「照れカワジジイ更生プログラム」を行うことに。「小木さんの癌の発表が照れカワだもん」とヒドいイジり方をするひとり。

空気階段「クローゼット」のもぐら役をやることになり、照れまくるおぎやはぎ。だが、突然ひとりが「かたまりさんはできるんですか?」と振り、「僕はまだ若いから照れててもいいんです」となんとか回避しようとするも、当然逃げられるはずもなく、かたまりともぐらが役を入れ替えて行うことに。だが、登場するなり表情に照れがあふれてしまうかたまり。「すごい今日、楽な収録だと思ってたのに。こういうことやんないためにもぐらと組んだのに!」。

おぎやはぎは「卒業検定」として王道しゃべくり漫才に挑戦。友達だからちゃんとツッコむのが恥ずかしいという理由で、現在の変則的なスタイルに行き着いたおぎやはぎ。最初は「なんでだよ!」とやってみたが、「小木も俺も顔真っ赤になっちゃって」と矢作。実際に、しゃべくりに挑戦してみるもやはりツッコむと恥ずかしそう。矢作「爆笑の田中さんを意識したのよ(笑)」。

今日観たい番組:『テレビ千鳥』で「こっそりシュワちゃん選手権!!」など

『有吉ぃぃeeeee!』(テレ東)「第2回桃鉄王」後編。

『シンパイ賞!!』(テレ朝)宮下草薙の「ケンカ問題」を特集。

『テレビ千鳥』(テレ朝)は蛍原徹、川島明、又吉直樹で「こっそりシュワちゃん選手権!!」。

『ガキの使いやあらへんで!』(日テレ)「サイレント図書館」にミキ。

『関ジャム』(テレ朝)「プロが選ぶ年間ベスト10」後半戦。

『おしゃれイズム』(日テレ)に滝藤賢一。

『おかべろ』(フジ)にゆりやんレトリィバァ。

綾瀬はるか&高橋一生『天国と地獄』(TBS)。

竹内涼真主演『君と世界が終わる日に』(日テレ)。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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