「売れそうな新世代芸人」カカロニが『ゴッドタン』にどハマリ(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


劇団ひとりも「またすぐ呼ぶからな!」

『ゴッドタン』で「この若手知ってんのか!? 2020」。「『こいつは天才だ!』と一目置かれている芸人」は、5位:ママタルト、4位:ぎょねこ、3位:竹内ズ、そして1位は同率で赤もみじ、Gパンパンダ。「今の時代に売れそうな新世代芸人」では5位:新作のハーモニカ、4位:世間知らズ、3位:リンダカラー、2位:カカロニ、1位:おおぞらモード。この中から前編である今週は赤もみじ、Gパンパンダ、カカロニが登場。中でも番組にどハマリしたのがカカロニ。

「このナルシストは初だね」とひとりも驚く栗谷悟史の新世代ナルシストキャラ。カッコつけた表情と口調なんだけど、言っていることは自虐。相方の菅谷直弘は「後輩に尊敬されたい兄貴肌の童貞」と評す。恋愛テクニックだけには詳しい(けど「月9」の受け売りだったりして浅い)が、女性が「怖い」から恋愛はできないのだと。

小学生時代はイケメンでモテたという栗谷。だが、小6のときに鼻の骨が1本足りないことが判明し、手術。その際、血を飲み込まないようにセメントで顔を固めたため、顔が崩れてしまったそう。それを整える手術が高2のときに予定されていたが、思春期で顔が変わるのが嫌で受けなかったというなかなか聞いたことのないエピソードも。栗谷「まだ僕の顔、完成してないんです」。この強烈なキャラにひとり「またすぐ呼ぶからな!」。

『99人の壁』(フジ)は音楽問題特集。壁のブロッカーも音楽関係者で音楽好き(加えてMCの佐藤二朗も)ということもあってか、いつも以上に幸せな空間。やっぱりこの番組の醍醐味は、知識が相手より上回るという勝ち負けよりも、自分の好きなジャンルのクイズができる喜びが伝わってくることだと思うのだけど、今回の挑戦者はみんなそれがにじみ出ていてよかった。そんな中で唯一ファイナルステージまで残ったのは、A.B.C-Z河合郁人。グループ名の由来を説明した上で「あとづけ感、ハンパねえなって」と笑わせたり、「これは怒られます」というジャニーズものまねを披露したりと、しっかり盛り上げる堂々たるファイナル進出。河合「ジャニーさん、見ててね!」。

『たけしのこれがホントのニッポン芸能史』、今回は「ホラー」。『あなたの知らない世界』が始まったきっかけが大久保清事件だという話は初めて知った。再現VTRを作るために事件で使われたものと同じ車種で現場のロケをした帰り、フロントガラスがガタガタとヒビ割れる怪現象が起こったのだそう。このような体験は多くの人もしたことがあるのではないかと企画を立ち上げたと。

怪談はゆっくり話すというのが定石だったと神田伯山。それを変えたのが稲川淳二だという解説に膝を打つ。

今日観たい番組:『乃木中』で「ファイヤープロレスリング」など

『ガキの使い』(日テレ)は「世界のテーブルゲームを遊び尽くせ」の第6弾。

『乃木坂工事中』(テレ東)は「リベンジゲーム対決」後半戦で『ファイヤープロレスリング』を行う模様。

『NHKスペシャル』は「渡辺恒雄 戦争と政治~戦後日本の自画像~」


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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