ミッチーこと及川光博「飽きさせないこと、それがエンタテインメント」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


脂が乗り切っている鬼越とニューヨークの“対第七”芸

午後の『王様のブランチ』に及川光博。ちょっとした『半沢直樹』(ミッチーはその演技合戦を「顔相撲」と形容)の番宣かと思ったら、人生のターニングポイントを描く「ブランチタレント名鑑」でガッツリ特集。デビューライブ、「ミッチロリン星の王子様」時代からのワンマンショーの映像など、貴重なシーン満載。「ときめきビーム」などで客と一体になって楽しんでいる映像に共演者たちもメロメロ。ミッチー「愛し合ってるんですよ、愛さずにいられないの。なるべく予算をかけずに盛り上げる!」。

ミッチーのワンマンショーは、ひたすら楽しい極上のエンタテインメントなので一度は体験してほしい。自分がやっていることはずっと「手の込んだお金のかかった学園祭」だと表現するミッチー「飽きさせないこと、それがエンタテインメント」。

『お笑い向上委員会』、向上ゲストとしてニューヨークが登場。同期の鬼越トマホークから「おい! いつまでもカッコつけてんじゃねぇよ!」とクレーム。「ダサいニューヨークを出してほしい」と。少し前まで吉本から推されていたにもかかわらず、霜降り明星に全部仕事を取られた現状に鬼越・坂井「霜降りのことを逆恨みして、今回のせいやの写真流したのあいつらです」。

ここでも第七世代論争。自分たちより先輩のぺこぱが“第七”扱いだと言うと松陰寺は「芸風的に第七のチケットもらえたんですよ。どうもありがとう!」と切り返す。これに坂井は「第七世代にオーバーエイジ入り過ぎて」と主張。“第七難民”を救えるのはさんまだけにもかかわらず「さんまさん、ずっと同じオモチャで遊んでますよ」とニューヨーク屋敷。本当に、鬼越とニューヨークの“対第七”芸に脂が乗り切っている。

カッコつけない営業の鉄板ネタを見せてほしいと言われ「ここ大事ですよね」と悩むニューヨークに、古坂大魔王「変なプライドいらないよ。気持わかるのよ、俺も売れるの、すっげー遅かったから、わかるんだけど、変なプライドがあるんですよ、やっぱ」。古坂は若いころから「才能がある」と芸人仲間から絶賛されつづけながらも25年以上売れなかった。「言われてるうちは気持ちいいんだけど、みんな自分と被んないから言ってるの。騙されるんだ」。

『ゴッドタン』にもニューヨーク。草薙があとから版画を始めたりしたことに触れ、屋敷「めちゃくちゃですよ、第七世代は」。

ノブコブ吉村は「(自分が住んでいる)高層階がリモートに向いていない」と。電波が悪く音声が途切れてしまうそう。さらにスタジオに戻ると「リモート癖がついてガヤに行けない」。

今日観たい番組:『ロンハー』2時間SPで「第七世代ドッキリ&落とし穴大賞」など

『おかべろ』(フジ)に ロンドンブーツ1号2号。

『ガキの使い』(日テレ)は「自宅ハイテンション」完結編。

『ロンドンハーツ』2時間スペシャル(テレ朝)は「第七世代ドッキリ&落とし穴大賞」。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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