タモリはなぜ“昼の顔”になれたのか?本人の答えは「マネージャーのおかげ」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


加藤浩次と矢作兼、仲のよさがにじみ出るやりとり

『人生最高レストラン』に、おぎやはぎ矢作。MCの加藤とは20年来の友人同士ということで、お互い「なんか照れくさい」「浩次くんになんか聞かれると思ったら恥ずかしい」と照れ合う。かつてはそれぞれの彼女と一緒にWデートもしていたそう。

世田谷でテニスをしたあと、ラ・ボエムのテラスでご飯を食べた思い出話を大笑いしながら話すふたり。聞いているYOUも「ベタだよー」と笑う。その矢作が高校時代から付き合っていた当時の彼女と別れたのは「浩次くんのせい」と主張。加藤と出会うまでは「ちゃんとした好青年」だったが「悪い遊びを教えてくれ」、「女っていうのは黙って芸人についてくるもんだって思想を植えつけられ」、「俺は変わっちゃった」と。一方で加藤も「お前が原因」で別れたと返す。当時、彼女への借金があったにもかかわらず、矢作におだてられ車を買ってしまったと。加藤「人をおだてるクセやめたほうがいい!」。お互いに責任をなすりつけ合いながら笑っている姿に仲のよさがにじみ出ていた。

45歳で結婚した矢作。43歳くらいのとき、樹木希林にその歳で結婚していないなら、もうできないと言われたそう。なぜかと問うと「物の分別のつく男に選べる女なんかいないわよ」と返ってきた。これを聞いて矢作は「そうか、完璧な女性っていないんだ」と思い、考え方を改めて結婚したという。

最後に矢作が紹介した店はタモリも行きつけで、そこで一緒にサシ飲みをしたこともあるという蕎麦屋「吉法師」。紹介VTRに書かれたフリガナを見て矢作「『きちほうし』っていうんだね。俺もタモさんも『きっぽうし』って言ってたけど(笑)」。その際、アングラな芸風だったタモリがどうして“昼の顔”になれたかを尋ねた矢作。タモリの答えは「マネージャーのおかげ」。ここで他人のおかげと言い切れてしまうのがタモリらしい。

『さんまのお笑い向上委員会』、「なるべく大人数でやりたい」となんと2階建てのひな壇を設置。そのため画面が見にくいという指摘に「見やすさを選ぶ番組じゃないからね」とさんま。スタジオに入れる人数制限があるため、出演者のぶん、スタッフを減らしたそう。ゆりあんのトークの流れを遮る果敢なボケにフジモンは「トークを止めるな!」とツッコみ、さんまは「笑いは笑い、情報は情報で分けなきゃ。仕事減っちゃうよ」と笑う。これに対し、古坂「全部笑いじゃないですか、さんまさんは」、さんま「だからちゃんとできればもっとNHKとかで仕事できとったんや! 向かうところ敵なしになってたんや。ただ、一部熱狂的ファンは残るけどな」。

金曜日収録のため、毎回なんらかの“事件”の直後となるそうで、この日も渡部のスキャンダル発覚直後。「僕らは昔から知ってるから正直びっくりしなかった」と古くから付き合いのある土田や古坂は言う。古坂によると、彼女(のちの奥さん)ひと筋だった児嶋はあまりにも渡部が遊ぶから「ごめん、1回渡部みたいに遊んでみたい」と彼女に告げ、合コンに行ったそう。帰ってきて「俺には無理だ」となったと。古坂「そこですれ違ったんでしょうね、アンジャッシュは」。

今日観たい番組

『ガキの使い』(日テレ)は自宅で「ハイテンション ザ・ベストテン」。

『必殺仕事人2020』(テレ朝)に市村正親、森川葵ら。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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