タモリ「今のテレビ、全部説明するからつまらない」(てれびのスキマ)

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昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。


昨日観た番組:所ジョージが話題にもならない音楽を作りつづける理由

『脱力タイムズ』、「人間のカラダの不思議」特集。さまざまな実験が行われるなか、狩野英孝が空中に吊られたまま「機材トラブル」で降りれなくなったまま番組は進行。最後にネタをやるといういつもの流れで吊られたままネタをやることになった狩野だが、吊られている恐怖やストレスからか、何百回もやってきたであろうネタの「セリフが全然出てこない」状態に。最後に思わぬかたちで「人間のカラダの不思議」をまざまざと見せつけることに。

『タモリ倶楽部』鉄道企画の総集編。しっかり順を追って放送年月日も明記し、アーカイブ的に“使える”総集編なのがうれしい。これによると、鉄道企画が始まったのは2001年3月16日。意外につい最近だということがわかる。このとき「実は線路ファン」であることをタモリが公言。
僕も『タモリ学』でタモリの年表を作った際に気づいたけど、タモリが「趣味人」としての自分を前面に出すようになったのは90年代後半ごろから(もちろんそれまでも小出しにはしてたけど)。このころから今のタモリのイメージができ上がってきたと言っていい。それと並行してタモリ再評価の波がやってきた。2003年から鉄道企画が本格始動。「タモリ電車クラブ」の正式結成は2006年とのこと。タモリ「これは啓蒙する番組でもなんでもないんだよ。今のテレビ、全部説明するからつまらないんだよ!」。

『ドキュメント72時間』「大病院の小さなコンビニ」、6年後の現在、この病院はコロナ対応に追われることに。最も印象的だった産婦人科医のその後が観られて幸せな気分になった。

『金曜日のソロたちへ』セパタクロー日本代表、ストイックな予備校講師、そしてたんぽぽ川村に密着。毛筆で書かれた「結婚」「正念場」という紙が貼ってある川村の生活に釘づけ。こけし好きは相変わらずで、今年の「神5」が並べてあるのが可笑しい。

『勇者ああああ』「がんばり屋さんだけど暇な人」としてななまがり登場。森下による“架空ものまねタレント”ムーシー藤田の架空ものまねが延々見たいおもしろさ。

『1周回って知らない話』×所ジョージ。「シンガーソングコメディアン」としての所ジョージをピックアップするのは、この番組のコンセプトにぴったり。デビューのきっかけとなった宇崎竜童との関係やアルフィーとの交流の話が本人からのコメントで。なんの話題にもならないのに音楽を作りつづける所「売れないものを作るのは振り返ったときに楽しい」。『ただものではない!』で子役時代に共演していた間下このみが所の印象を「怖かった」「近寄りがたい」と言っていたのが、とても興味深かった。

今日観たい番組:『100分deメディア論』の再放送など

『ゴッドタン』(テレ東)「事務所対抗ゴシップニュース」にさらば青春の光、錦鯉、鬼越トマホーク、カミナリ。

『激レアさんを連れてきた。』(テレ朝)は「普通のOLさんだったのに、ダイエット目的でジムに行ったらバキバキに鍛えるコースに入ってしまい、美ボディを競うコンテストで全日本5連覇中の人」。

『100分deメディア論』(Eテレ)再放送。

【毎日更新】きのうのテレビ(てれびのスキマ)
4月17日 「『いいね!』なんかで喜ぶ人生送りたくない」大悟を切り捨てる平子
4月16日 長州力「形変えてしまうぞ、この野郎!」
4月15日 EXIT兼近「誰かが傷つく指示は断る」
4月14日 独身の男と女がいると恋愛を勧めがちなマツコ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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