初の準決勝から勢いそのままに勝ち上がった真空ジェシカ
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お笑いイベント『AUN〜コンビ大喜利王決定戦〜』で3連覇するなど、これまで大喜利の場で活躍してきた真空ジェシカ。今年はついに漫才でもその抜群のセンスを見せつけ、『M-1』決勝進出を果たした。『クイック・ジャパン』vol.154に掲載された過去のインタビューでは、自身の漫才のスタイルについて語っている。
川北:しゃべくり漫才はかっこいいですけど、結局もっとバカバカしいのが好きなんですよね。だったらさっさと設定に入っちゃったほうが自由にできるんで。地下ライブでもM‒1みたいなところでもバカバカしいやつはすごいウケるんで、なるべくそういうやつをやっていたいなとは思います。
ガク:僕たちは「こういうネタをする人たち」っていうのがないから。
同期の空気階段につづけるか、オズワルド
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3度目の挑戦となるオズワルドは悲願の優勝を目指す。ふたりは5位に終わった昨年の『M-1』後、すぐに単独公演を開催し、次に向けて動き出していた。
畠中:単独って、自分らがおもしろいと思ってるやりたいことを全部詰め込める場所だと思っているので、すごく楽しみだし、いいものを作りたいなと思います。
伊藤:勝負ネタ作る場所でもあるので、そこは一切手を抜かず。
畠中:ここでできたネタを、M-1決勝でやりたいなって。結果的にやっぱダメだったってなる可能性もゼロではないですが。
伊藤:単独で「今年のM-1はこういう感じでいこう」というのが掴めたら、それを見ていただけたらと思います。
トイレの水を飲むなど、圧倒的な“地下”を生き抜いてきたランジャタイ
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これまで5つ以上の事務所を受け、過酷なフリー時代を経験し、転々としてきたランジャタイ。今では多くのお笑いファンを虜にし、メディア露出も増えてきた。しかし、そんなふたりがあくまで見据えるのは『M-1』優勝と決勝でスベること?だった。
伊藤:僕は『M-1』優勝ですね。
国崎:俺は『M-1』の決勝行って、信じられないぐらいスベることですね(笑)。せり上がりから、機械の故障で止まっちゃって、変な空気になって、「もう一回やりまーす」ってなって、何回やってもうまくいかないところからスタートして(笑)。審査員も普通に「つまんない」とか言っちゃって。そういうのが楽しそうですね。
伊藤:いやいや楽しくないよ、絶対にイヤだよ。
『M-1』史上初!50歳での決勝進出を決めた錦鯉
昨年につづき、今年も決勝進出最年長記録を更新した長谷川雅紀。そして、その陰に隠れがちだが渡辺隆もすでに43歳。そんな渡辺は、さらにVTuberの大ファンという一面を持つ。以前行ったインタビューでは、VTuberの魅力を熱弁していた。
渡辺:YouTubeを開きっぱなしにしているので、休みの日とかはずっとつけてるかな。配信終わると次のに飛んだりするので、そのまま観たりしてますね。
自分でも何が好きなのかわかんない(笑)。突き詰めたら、女の子がわちゃわちゃしているのを観ながら酒飲むのが好きなのかなって思いましたけどね。ほんと、普通に笑いながら観ています。
17代目王者の座を手にするのはいったい誰なのか。『M-1グランプリ2021』決勝戦は、テレビ朝日で12月19日(日)夜6時34分より放送される。
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