“ライブと演劇の間”を目指す根本宗子『超、Maria』が販売

2020.9.12

根本宗子『超、Maria』

2020年の年始に、根本宗子とチャラン・ポ・ランタンのタッグで完全オリジナル音楽劇として上演された舞台『超、Maria』。新たな演出で無観客上演にて収録された同作が、今日9月12日の19時から期間限定配信される。

作・演出は月刊「根本宗子」の主宰、根本宗子。2019年12月には新国立劇場にて音楽監督・主演に清竜人を招いた音楽劇『今、出来る、精一杯。』を上演したほか、2020年のコロナ禍にも、シアタークリエから無観客配信の新作ミュージカルを発表。常に時代に合った表現方法への挑戦をつづけている。

今回の『超、Maria』は、1台のカメラで収録され、無観客上演での収録だからこそ実現したカメラワークが特徴。“ライブと演劇の間”のような疾走感と高揚感が魅力となっている。

根本宗子(作・演出・主演)コメント「私は新しいことを試すほうが自分らしい」

撮影:宮川舞子

思えば2020年の年始、KAAT神奈川芸術劇場でやったこの演目がお客様の前でお芝居を上演できた、最後となってしまっています。現在少しずつ演劇もライブも、少ない人数のお客様を会場に入れての公演ができるようになってきました。それはとても希望のあることです。

でもそれと同時に、やはり声を出せないライブは寂しいし、空席だらけの演劇は寂しいというのも本音です。何より、感染対策をしながらお客様を劇場にお招きするのは相当な準備が必要ですし、劇団規模だと難しいことも正直あります。そこをがんばるもよし、ならば新しい試みを試すもよし、だと私は思っています。

たくさん考えて、私は新しいことを試すほうが自分らしいと思い、この企画を立ち上げました。ただの配信では自分の中で納得がいかず、配信でしかできないお得感がないとお客さんも楽しくないよね〜と悶々と考えておりました。

配信の演劇も増えてきましたが、数台のカメラで撮るよさもあるけど、スイッチングされることで、やはり生で観れてないという感覚に強くなるなとも感じました。

ならばカメラ1台で、生で演劇を観るときのお客様の目線を再現して、さらに舞台じゃ観れない表情や演出まで収めようと思い、これは二宮ユーキさんに撮影していただくしかないなと思ってお願いをしました。

やってみたらめちゃくちゃおもしろかったー!! みなさんがまったく想像してない、観たことのないものになっていると思います。

「観ているあなただけに、一人ひとりに向けて送る」をテーマにして、新しく生まれ変わった『超、Maria』が、みなさんの生活を少しでも楽しく明るくできることを祈り、この作品を配信します。

チャラン・ポ・ランタン、カンカンバルカン楽団、そして今回新たに加わった踊りのrikoちゃん、そして何より撮影の二宮さんとのタッグじゃないと実現しなかったこの作品、隅から隅までお楽しみください!! 届け届け届けーーーーーー!!!!

チャラン・ポ・ランタンもも(主演)コメント「超、近く、感じてもらえる」

根本さんから「またやろう」と連絡をもらって、うれしいことがあると本当に人って飛び跳ねるんだ、ということを知りました。はい、飛び跳ねました。半年以上ぶりにまた『超、Maria』ができる、根本さん演じる“ゆうちゃん”に会える!という喜びが半端じゃなかったです。

生のライブや舞台の存在が遠くに感じる今かもしれません。でも『超、Maria』は超、近く、感じてもらえる気がします。

あーたくさんの人に観てもらえますように!!
根本さん、ゆうちゃん、ありがとう! 私楽しいよ!

チャラン・ポ・ランタン 小春(音楽)コメント「あの日のまま、目の前に」

『超、Maria』の舞台が終わったときから、人前で演奏をしていない日々です。あれから色々と変わった世界の中で、目を閉じればあの舞台の世界を思い出します。

今、半年以上ぶりに戻ってきたゆうちゃんとかなちゃん。あの日のまま、目の前に居ました。舞台のときとはまた違った感覚を味わえるんじゃないかと思います。映画のような、ミュージックビデオのような、目の前で起きている出来事のような。

私も観るのが楽しみです。この最高な世界を、こうした映像として残せてよかったです。根本さんありがとう、こんなときでもなにかを発信しようとするあなたは最高だよ〜。

二宮ユーキ(撮影)コメント「無観客の今だからこそ」

根本さんから、今回の再演を「ひとつのカメラで長回しで撮ってほしい」というオファーをいただいたとき、その言葉に信頼の意もあるような気がして、とてもうれしかったです。

無観客の今だからこそ舞台も客席も関係なくなり、カメラはどこまでも入り込んでいって、より同じ空間同じ時間を共有してるような、独り占めしてしまってるような贅沢な気持ちもあり、終始楽しくて。

みなさまにも、画面越しに、この世界を独り占めしてほしいです。


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