岩井秀人『いきなり本読み!』が炙り出した“演劇”の本質。生身の観客は必要なのか?

2020.8.20

文=相田冬二 写真=平岩と坂本
編集=森田真規


2020年8月1日、2日の2日間、演劇の聖地・本多劇場で岩井秀人プロデュースによる『いきなり本読み!』というシリーズ企画の第3弾が開催された。 新型コロナウイルスの流行、それに伴う緊急事態宣言の発令、各自治体による「自粛要請」などにより、演劇だけでなくあらゆる文化が“生身の観客”を失った数カ月を経て、万全の対策が取られた上での興行となった。 ライターの相田冬二氏は本公演を観劇して、「これが演劇を体験するということなのではないか」と感じたという。配信サービスが世界中で急ピッチに整備されている今、“生の公


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相田冬二

(あいだ・とうじ)ライター、ノベライザー、映画批評家。2020年4月30日、Zoomトークイベント『相田冬二、映画×俳優を語る。』をスタート。国内の稀有な演じ手を毎回ひとりずつ取り上げ、縦横無尽に語っている。ジャズ的な即興による言葉のセッションは6時間以上に及ぶことも。2020年10月、著作『舞台上..

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