「女らしさ」を爆破した石岡瑛子、「理想の女」を演じた江戸の和装男子──ファッション&広告から読み解くジェンダー観の歴史

2021.1.13

文=佐々木ののか 編集=碇 雪恵


2020年、数多くの「ジェンダー炎上」がSNSを騒がせた。古い男性像・女性像を描いた広告は、SNSの登場によって批判を浴びせられるようになった一方、ジェンダーにまつわる話題がいっそう「腫れ物」として扱われている感も否めない。 そんな現在から遡ること60年前に資生堂へ入社し、自立した女性像を広告に打ち出したのが、石岡瑛子だ。彼女の業績を集めた初めての大規模回顧展『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』と、『和装男子 ─江戸の粋と色気』から、文筆家の佐々木ののかが、ファッションや広告に見るジェンダー観の歴


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佐々木ののか

(ささき・ののか)文筆家。「家族と性愛」をテーマとした、取材・エッセイなどの執筆をメインに、映像の構成・ディレクションなどジャンルを越境した活動をしている。2020年6月25日に初の著書『愛と家族を探して』(亜紀書房)を上梓した。

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