見取り図の野望「バラエティの毛色を変えたい」「冠番組ばっかり持ちたい」けど、「一番は漫才」

2021.10.8


目標は、冠番組ばっかり持つこと

見取り図

──リリーさんは先日noteで、「自分たちの番組は、ゲストのことを考えて疲れてしまう」とおっしゃっていましたが、本日はいかがでしたか?

リリー でも、今日はやりやすかったですね。児嶋(一哉)さんも(山之内)すずちゃんも優しくて、竹内(由恵)アナウンサーさんもいい意味で意地悪なところもあったりして。

盛山 なんか、僕だけに意地悪でした(笑)。

──盛山さんは、冠番組とゲスト出演する番組とではどんな違いを感じていますか?

盛山 テレビは全部一緒ではありますけど、冠はやっぱり気合い入りますね。レギュラーになりたいし、自分らの番組としてできるということは、ちょっと意識が違うかもしれないです。ゲスト出演のときもですけど、テレビを盛り上げたいです。まずはゲスト稼働をいっぱいがんばらないとダメですもんね。いきなりゼロから冠番組はないですから。ゆくゆくは冠番組ばっかり持ちたいです。冠番組ばっかりって、かっこよくないですか?

リリー 売れ切ってる人はみんなそうよな。

盛山 千鳥さんもだし、有吉さんの名前ついてる番組どんだけあります?

リリー 天下ですよ。

盛山 あと、かまいたちさんね。『アメトーーク!』(テレビ朝日)でも言ってたけど、“かまいたち”ってワードがすごい番組名にしやすいですよね。『かまいガチ』(テレビ朝日)とか『かまいちょぱ』(GYAO!)とか、もじりやすい。

──確かに。でも、今回は見取り図さんもそうじゃないですか。

盛山 “間取り図”ね。もしかして僕たちって、物件の番組しか来ない?(笑)。見取り図ってほかにないやろ。でも、言いようですからね。

リリー お笑いの見取り図、とかね。

──もしかしたら、不動産のCMなどのお仕事も。

盛山 おぉ~、いいですね! そんなんやりたいですね。僕らしかいないですよ。

見取り図

自分たちの世代で、バラエティの毛色を変えたい

見取り図

──今回ゲストでお越しいただいたアンジャッシュ児嶋さんとは、初共演ではないですよね?

盛山 何度か共演させてもらってますけど、こうやってガッツリ少人数では初めてです。優しくておもしろい方で、むっちゃくちゃやりやすかったです。縁の下の力持ち。でも、そこまで関係性が築けてないので、「大嶋さん」とか名前イジリはできなかったですね。

リリー まだ早いですね。

盛山 そんなんはよくない。そこまでの関係性ではない先輩にそんなイジリをして、そこらへんの大学生みたいに思われても(笑)。僕らは恐れ多いです。あと何度か共演させていただいたら言わせてもらいたいよな。でもあれも、何パターンもあるよな……。藤本(敏史)さんなんて「児嶋」って言ってますからね。

──何周も回り過ぎて(笑)。

盛山 そうそう(笑)。「児嶋だよ……いや、合ってるんだよ!」って(笑)。

──今回、児嶋さんは相当やりやすかったとのことですが、ほかの先輩で、自分たちの番組にいてほしいと思う方はいらっしゃいますか?

盛山 先輩でしたら、アンタッチャブルの柴田(英嗣)さん。『ラヴィット!』(TBS)でご一緒させてもらっていて、すごくいい兄ちゃん。兄貴として接してくれるんです。事務所も違うのに何しても許してくれますし。

──リリーさんはいかがですか?

リリー 柴田さん以外ですか?

盛山 しばひで以外や。

リリー 柴田英嗣さんのこと、しばひでさんって言うなや。先輩の名前出すのはちょっと恐れ多いですね。さらば(青春の光)とか、ニューヨークとか、近い期で番組をやるのが夢ですね。もちろんかまいたちさんとかも一緒に仕事していきたいですけど、一個、同期でね。

盛山 毛色変わっていいと思うんですよね。『霜降りミキXIT』(TBS)の真逆みたいなことを。いや、ていうか『霜降りミキXIT』をやりたいです。混ぜてくれへんかな?

リリー 加入?

盛山 加入のかたちでいいです。ちょっとずつ出番を増やしていってくれれば……。バイトやん(笑)。


寂しいけど、メディアはニュー時代突入

見取り図

──以前『芸人雑誌volume3』(太田出版)の取材では、「自分たちのやりたいことで冠番組を持ちたい」という野望をリリーさんからお聞きしましたが、盛山さんの野望も教えてください。

盛山 バラエティがいいですね。くだらんことを思いっきりやってるような。それこそ大阪で『ろくでなしミトリズ』(大阪チャンネル/GAORA)という番組をやらせてもらってるんですけど、ああいう雰囲気のことをやらせてもらえたら楽しいだろうなと思います。

──トーク番組などではなく、ある程度動きのあるような番組ですね?

盛山 そうですね。くだらんことをしたいです。「塩を作ってみよう」とかなんでもいいんです。みんなが深夜にコソコソ観るような。自分が好きなバラエティってそうだったんで。

──今は、YouTubeやそのほか配信サービスなど、たくさんのメディアが錯綜していますが、個人的には、まだまだテレビが一番大きなメディアという印象です。テレビに出ている人=売れている人という認識が強いです。

盛山 まだまだ世間もそうかなと思うんですけど、そうでもないですか?

──まわりの20代では、テレビを持っていない人もちらほらいます。

盛山 多いですよねぇ……。僕の体感ではまだまだ、テレビに出ている人=売れている人って世間の人は思ってると思ってましたけど……でも、地元のツレおっさんばっかやな。若い人の感覚では違うんか。

リリー 寂しいよな。

盛山 寂しいな。ほんまにニュー時代突入ですね。

見取り図

見取り図は、完全に『M-1』モード全開


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佐々木 笑

(ささき・えみ)1996年生まれ。宝島社ムック局編集部のち、フリーランスの編集者・ライター。笑と書いてエミ読みます。本名通りお笑い大好き人間に育ちました。『フワちゃん完全攻略本』『#麒麟川島のタグ大喜利』『KOUGU維新 公式本で、イザ参ラン!』(すべて宝島社)など。アイコンは川島さんに描いていただ..