
現場で手を加えながら作る作業はジャニーズと一緒
実際に収録をしてみると、戸惑いはあったものの思いのほかスムーズに進められたという宮田。現場でのフレキシブルな対応は、ジャニーズのステージで鍛えられた経験が活きたと振り返る。
「最初に戸惑ったのが、アフレコの時点ではアニメがまだ完成していなかったことですね。線画や静止画だけなので、たとえば戦闘シーンでどのくらいの強さで何発パンチを出すのか、相手との間合いすらよくわからない。だから、突進するときどのくらいの距離感かなど、監督さんにめっちゃ細かく聞きました。プロの声優の方々は、あの絵からとんでもない情報量を読み取る力をお持ちなんだと思い知りました。
実際に収録をしてみると、思いのほかテンポよくやれましたね。収録前に時間をいただき演技についていろいろ打ち合わせをしましたが、それでも予定より2時間早く終わったそうです。スタッフの皆さん、巻きたい用事でもあったのかなと(笑)。
ただ、当日になってセリフが足されるなど変更があったので、素人としては少々テンパりました。でも、そうやって現場で手を加えながら作る作業はジャニーズと一緒なんですよ。僕らも舞台の初日、開演1時間前にジャニーさんから『ユー、これセリフね』と紙を渡され、それを見ると『なっが!』と思う初めて見るセリフが並んでいたり(笑)。現場でのフレキシブルな対応は、ジャニーさんに鍛えていただきました」

声優デビューが決まってからは、アニメの観方も変わったという宮田。アニメファン目線で『劇場版BEM〜BECOME HUMAN〜』の見どころを語ってもらった。
「声優をやることが決まってからは、アニメを観るときもセリフに注意するようになりました。実際に意識して観てみると、普段の生活では使わないような言い回しなど、アニメ特有のお芝居がよく見えるようになるんです。でも収録が終わった今は、ただのファンに戻っちゃいましたけど(笑)。
アニメファンの僕から『劇場版BEM〜BECOME HUMAN〜』の見どころを紹介させていただくと、まず妖怪人間のアクションがとにかくカッコいいこと。戦闘シーンはどれもすごい迫力なので、そこは注目してほしいですね。あとはベムが人間になった姿が観られること。オリジナルの『妖怪人間ベム』からずっと、このシリーズは『はやく人間になりたい』というコンセプトのもとで作られてきたじゃないですか。それがこの作品では、いきなり人間になったベムから始まるんですよ。人間になる日を夢見て戦ってきたベムが、ひとりの男として家庭を持っている。その姿をぜひ味わってほしいですね」

宮田俊哉
(みやた・としや)1988年生まれ、神奈川県出身。ジャニーズ事務所所属グループ「Kis-My-Ft2」メンバー。
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映画『劇場版BEM〜BECOME HUMAN〜』
2020年10月2日(金)全国ロードショー(PG-12)
【スタッフ】
原作:ADKエモーションズ
監督:博史池畠
脚本:冨岡淳広 キャラクター原案:村田蓮爾
キャラクターデザイン・総作画監督:松本美乃
音楽:SOIL&“PIMP”SESSIONS、未知瑠
主題歌:「unforever」 歌:りぶ 作詞・作曲・編曲:TK(凛として時雨)
【キャスト】
ベム:小⻄克幸/ベラ:M・A・O/ベロ:小野賢章/ソニア:内田真礼/ウッズ:乃村健次/Dr.リサイクル:諏訪部順一/ドラコ:高木渉/グレタ:伊藤静/エマ:水樹奈々/バージェス:宮田俊哉(Kis-My-Ft2)/マンストール:山寺宏一
制作:Production I.G
配給:クロックワークス
(c)ADK EM/劇場版 BEM 製作委員会関連リンク
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