読者投稿からの傑作選:白武セレクト

それでは私の選んだ5句を。P.N.水辺のまちさんの“きみの足音が濡れている”。気づいてませんでしたけど、確かにこの光景はいいよなと思いますね。
新たな視点を与えてくれる句ですね。
P.N.白玉あゆみつさんの“水槽に全部映っている”は、さっきも取り上げた「水槽」というワードのインスピレーションを与えてくれた一句ですね。情緒的です。
P.N.ルービィー赤井さん、“この先は家で読もう”。これで思い出したのが、『ノルウェイの森』を外で読んでいて、思ったよりエッチな表現が多いから家で読もうって思ったことがあります。それと同時に、ラーメンズの片桐さんが学生時代に電車で『ノルウェイの森』を読んでいたら勃起しちゃって、立てなくなって降りたい駅で降りられなかったっていう話も思い出しました(笑)。
めっちゃおもろいっすね(笑)。勃っちゃって立てなくなったと。
P.N.イルカ湯さん、“これ見たら友情とかじゃなくなる”。
これは脱いでる瞬間とかなんですかね。
友達と急な階段を登ってるときにハッとなるときはありますけど、これを見ると友情に反するから目を伏せる、そう想像しました。
最後です。P.N.中華ちまきさん、“あの人には見せられなかった色”。
はぁ〜、あの人のために買った色の下着だったんですかね。
そうなんでしょうね〜。その人のために準備しても、結局披露できなかったこととか僕はけっこうあるんですよね。
中華ちまきさんによると、「最近出会った人にその下着を褒められました」とのことです。
なるほど。あの人にはできなかったことを別の人にしているというのも、切なくて情緒的ですね。
最後にひとつ、読者から送られてきたコメントを拝読します。P.N.りんごさん「私は女子高校生ですが自由律俳句が好きです。私は友達や、好きな人に対していらついたり、思う事があると悪口を言うのではなく自由律俳句を作りノートに自分の字で書くことで自分の心を落ち着かせています。おふたりにとって自由律俳句とは何ですか?」。
なるほど!(笑)とてもいい質問ですね。僕は自由律俳句を詠まないとコントも作れないってマインドがあるので、この自由律俳句を詠むときの感覚をなくしたくないんですよね。自由律俳句は考えごとをする起点になっていると思います。
この質問になんとか自由律俳句で答えたいところですが……パッと思いつくのだと“言葉のTikTok”でしょうか……。おっさんが無理して寄せてるみたいになってしまいました。最悪です。僕が個人的な体験から自由律俳句を詠んでるのもそうですが、記憶の断片を蘇らせてくれるものになってますね。記憶を保存しておくために、想起させるために、自由律俳句を詠んでいる。1回そういうことにしておきます。

バッチリだと思います。
読者のみなさんにも自由律俳句を詠む楽しさを味わってほしいですね。今後もどんどん募集しております!
それではまた次回をお楽しみに!
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