読者投稿2000句から厳選!かが屋・加賀&放送作家・白武の「エロ自由律俳句」第4回

かが屋・加賀&放送作家・白武の「エロ自由律俳句」第4回

文=原 航平 写真=時永大吾
編集=田島太陽


お笑い芸人・かが屋の加賀翔と放送作家の白武ときおが“エロチシズム”にまつわる自由律俳句を詠み合う連載企画。“読者参加型”ということで広く自由律俳句を募った結果、約2000句が寄せられました。

今回は加賀&白武の新作自由律俳句と、読者投稿から厳選したものの講評会をお届けします。

加賀 翔
(かが・しょう)1993年生まれ、岡山県出身。賀屋壮也と2015年に「かが屋」を結成。テレビ朝日『爆笑問題のシンパイ賞!!』、中国放送『イマナマ!』レギュラー出演中。

白武ときお
(しらたけ・ときお)1990年生まれ、京都府出身。放送作家・YouTube作家。『みんなのかが屋』『しもふりチューブ』『ジュニア小籔フットのYouTube』(YouTube)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)、『霜降りミキXIT』(TBS)、『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』(TBSラジオ)などを担当。【ツイッター】@TOKIOCOM 【メール】[email protected]


読者投稿で2000句の応募が!

加賀と白武
「エロ自由律俳句」について考えを巡らせる加賀と白武

久しぶりの句会ですね!

“COVID-19”の影響で、開催が遅くなってしまいました。

“コロナ”でいいじゃないですか(笑)。その言い方、気になるんですよ。

読者のみなさんからもたくさん自由律俳句を送っていただいたみたいで。

全部目を通しましたけど、すごい量でしたよね。

1回に1人5句まで送ることができるんですけど、大半の人がびっちり5句入力してくれていて。総数だとたぶん、2000句とかですよ。

2000句!!??

M-1グランプリ初期のエントリー数くらいですかね。

そうですね(笑)。

今回はそこから厳選して10句を紹介するということで。

エロのファイナリストたちですね。2000句もあるんで、選んでるときはずっとエロかったです(笑)。おもしろいのもありましたし、エロ自由律俳句が何かをわからず手探りで送ってくれた感じの方もいて。

でもそれくらい敷居低く、なんでも送ってみてほしいですね。ということで今回は、まず我々ふたりが詠んだものを10句ずつ発表し、後半に読者から送られてきた自由律俳句を講評していきたいと思います。ボリュームたっぷりです。それでは加賀くんからいいですか。

はい。前回までとは少しテイストが異なる10句を詠みました。

加賀の「“禁断の恋”3連句」

“チョークの味を知ってる”。これは高校教師と女生徒の禁断の恋なんですけど、これ思いついたとき「エッロッ!」って声に出して言っちゃいました。

野島伸司的な世界観ですね。

どんどんいきますね。次が“指輪の光に寄せられる虫”。こちらは既婚男性と不倫をしている女性の句です。ひとりになったときに「わたしはあなたにとって邪魔な虫なのね」と思ってしまうというか。

彼女が蝶であることを願いたいですね。

そうですね……蛾になってほしくないです。次が“革靴踏んづけて宅配突き刺さる”。これは旦那が仕事へ行っている間に、宅配の人とちょっとエッチなことになっているっていう、奥さんの句です。

急にどうしたんですか?(笑)前回までと傾向がまたガラリと変わりましたね。

これからは、自分が経験したことのない句をガンガン詠んでいこうと思ってまして。ここまでが、その意思表明としての「“禁断の恋”3連句」です。

いいですね。全然、実体験に限る必要はないですからね。

なりきりエロ自由律俳句もとても楽しいです。次の“メディキュットで縛られた”は、「そんなものを使って縛るんだ」という、アドリブに潜むエロチシズムを詠んだ句。

つづいて“歴代の校長ずらり個室だ”は、「よっしゃ校長になったぞ」という瞬間に、そこが校長室である以前に個室だと気づいてしまった句です。新米校長になりきって考えてみました。

なりきりの自由律俳句がノッてますね。それでは次、私の5句です。

想像をかきたてる白武の句


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原 航平

(はら・こうへい)ライター/編集者。1995年生まれ、兵庫県出身。映画好き。『リアルサウンド』『クイック・ジャパン』『キネマ旬報』『芸人雑誌』『メンズノンノ』などで、映画やドラマ、お笑いの記事を執筆。 縞馬は青い

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