信頼してるから任せ合える
――そんなにも、皆さんをやる気にさせる根源はどこにあるんですか。
大倉 いろんな人が支えてくれたからっていうのはありますね。逃げ出そうとしたときに、本心を探って引き戻してくれた家族や友達がいたから俺はここにいるので。自分の夢っていうのはあるけど、支えてくれた人たちに輝いてる姿を見てほしい。そういう感謝を、画面越しとか大きなステージの上とか、ちょっと遠いところから伝えたいって気持ちがあります。
武藤 今日どうしたの……すごくいいこと言うじゃん! 俺も空人に近いですね。出会ってくれたすべての人のためにやってる。
大倉 自分のためはもちろんだけど、感謝したいよな。
――長野さんはいかがでしょう。
長野 歌とダンスを始めたときに、人生をかけてやりたいことが初めてできたという感じがして。この業界に入ってから音楽も好きになったし、たくさんの人とつながれて自分の世界が広がったんです。ファンの方やメンバー、スタッフさんと接していくなかで、つながりっていいものだなって思えたし。だから、僕が有名になったら、また違うものが見えるんだろうなって。たくさんの人に僕を知ってもらって、たくさんの人とつながりたいです。
桜木 僕はふたつ理由があって、ひとつ目は憧れてるアーティストさんを超えたいから。もうひとつは、どうせ死ぬなら名を残したいって思ったから。
――壮大ですね!
桜木 本当に最近、お風呂に入ってるときにパッて思いついたんですよ。人間いつかは死ぬもんな、だったら名を残したいなって。
大倉 俺、中2のときにそんなこと考えてなかったよ(笑)。
――小泉さんは、いかがですか。
小泉 後輩にも先輩にも負けたくないからですね。研究生がどう上がっていくかわからないし、先輩方はどんどん先に行っちゃう。僕たちが夢を叶えるためには、先を行ってる先輩を超さなきゃいけないし、そのためには先輩方以上に努力をしなきゃいけないと思ってます。
吉澤 僕はメンバーがいるから。ソロだったら個人でがんばればいいけど、7人いるからこそ、7人のひとりとしていられる喜びや責任がある。自分だけじゃないからこそ、がんばれてる気がします。
――素敵ですね。杢代さんは、いかがでしょう。
杢代 ファンの皆さんがいるからかな。それこそ最初は、何も思わず無心で活動してたんですよ。でも途中で、僕らはファンがいないと何もできないと気づいたんです。ファンの方がパフォーマンスを喜んでくれることが僕らの元気の素になるし、ファンの方が僕らをずっと好きでいてくれるからもっといろんな人に知ってもらえる。ファンの方が支えてくれたら、それ以上に僕たちが何かを発信しないと釣り合わないと思うようになりました。僕たちを応援してくれる人がいる限り、がんばるしかないですね。
――グループについて考えたり話し合いをすることは、普段からよくありますか。
大倉 俺はずーっと考えてます。ネガティブなこともポジティブなことも。お風呂入ってるときとか、寝る前とか……。考えない日はないですね。こうなりたいな、こうなっていくのかなって永遠に(笑)。でも、個人で思ってることを共有するのは、あまりしないよね。
杢代 お互いのことを信用してるからじゃない? グループのことはみんなで話すけど、自分の見せ方とかは個人の問題だし。メンバーに対して、とやかく言うことではないというか。そこは自分の実力次第だから。
大倉 それこそ、さっきのメンバーをどう活かそうか考えてるってことも話したことないよね。ふとした瞬間に言ってるかもしれないけど、“話そう”という気持ちで伝えてないし。
杢代 みんなしっかり決めてくれてるから、任せ合えてる感じがする。信用してるからできるんだろうね。もちろん、決めどころを外したら言いますよ。おい、潤!って。
武藤 そうね、いっぱいあるね……。
杢代 嘘だって(笑)。
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