Netflix配信中の『アンという名の少女』は、原作『赤毛のアン』に現代的解釈を大胆に加えた作品。『はぁって言うゲーム』の作者でライターの米光一成によるシーズン2の各話レビュー。仲よしのクラスメイト、アン、ダイアナ、コールは、ジョセフィン叔母さんのパーティーで貴重な経験をする。不意にマリラとマシューの悲しい過去も明らかになる7回。
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『アンという名の少女』全話レビュー・あらすじまとめ/記事一覧
詐欺師のペンを使おう
『アンという名の少女』シーズン2第7話「気分が変わるように記憶も変わる」。
ショートカットのアン(佐藤栞里さんに似てる!)たちがジョセフィン叔母さんのパーティーに行くエピソード。
パーティーに行くのは、アンとダイアナとコールの3人。
第6話で、コールが右手を骨折した。嫉妬したビリーの意地悪のせいだ。コールは、思うように絵が描けなくなって落ち込んでいる。
アンとダイアナにパーティーに誘われるコールだが、土曜日は家の手伝いがあると断る。アンは諦めない。
「詐欺師のペンを使おう。嘘を書くのにこれほどぴったりの文房具はない。だけどいいウソよ」
台本を書くアン。その台本どおりに演じて、ダイアナとコールはパーティーに行く許しを得る。
アンも、マシューからOKをもらう。
「体調が悪そうだからアンを行かせたほうがいいと思って」
マリラの体調が悪いのだ。目からくる頭痛だ。
原作の『赤毛のアン』にもマリラの頭痛の場面がある。
目を調べてもらったら、これからは、読書も、裁縫も、とにかく目に負担のかかるようなことは、一切やめなさいとおっしゃったよ。しかも泣かないようにして、先生が処方した眼鏡をかければ、目はこれ以上悪くはならないし、頭痛もおさまるだろうって、でも、先生の指示を守らなければ、半年以内に失明するっていうんだよ。目が見えなくなるんだよ! アン、考えてみておくれよ!
『赤毛のアン』L.M.モンゴメリ 著/松本侑子 訳/文藝春秋

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