『アンという名の少女2』<4話>勝手に手紙を代筆するアン、お産を助けるギルバート(すご過ぎる)


勝手に返事を書いてしまうアン

アンは、マシューのところに来る手紙が気になって気になってしょうがない。ジェニーからの手紙だ。
ジェニーは、マシューの同級生で、アンはロマンスの匂いに敏感だ。
アンは、ついつい手紙を読んでしまい、あろうことか勝手に返事を書いてしまう。ほどほどにと言われてたのに、これはほどほどを超えてしまっただろう。

いっぽう金騒動が詐欺だとわかる前にアンが出した手紙を受け取ったギルバート。自分の土地から金が出るかもしれないという手紙だ。
だが、ギルバートは、金の話を鵜呑みにして、あわててアヴォンリーにもどったりはしない。
「正直、その子の言うことはあてにならない」なんて答える。想像力が暴走してしまうアンのことをよくわかっている。ギルバート、鋭い。

マシューは、アンが勝手に手紙を書いたことに気づく。

「返事を書いたなジェニーに。よくないことだ。間違っている」

逆子だったギルバート

そのころ、ギルバートはお産を手伝っている!
なんという展開。
売春宿を追い出された黒人女性が陣痛で苦しんでいる。医者も間に合わない。
お産を手伝うギルバート、逆子だと気づく。

「この子、逆子だ」

混乱する女性。
「ぼくも逆子だったんだ。だけどこうして元気に育ったんだ」と励ますギルバート。

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アンはマリラに相談し、「私なにもかもぶちこわしちゃった」と泣いている。
人の手紙を勝手に読み、勝手に返事を書いて、マシューやジェニーを傷つけたアン。想像力の悪用だ。
だが、ジェニーは「子供ってよく間違いを犯すけど、ふつうはアンみたいに思いやりからじゃない」とアンをかばう。マシューもアンを思いやる。「子供らしくいられなかった、うちに来る前は」。

マシューと、ジェニーは、散歩道を一緒に歩く。
馬でもどってきたマシューを遠巻きに見ているアン。
マシューは、手綱をアンの方向に向ける。アン、かけよってきて馬を留める。

「ごめんなさい、マシュー。愛する人といっしょにいてほしくて」
「わたしはもう愛する人といっしょにいるぞ。お前とな」

マシューの愛情で、アンは闇落ちせずにすむのだ。

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『アンという名の少女』

原題:Anne with an “E”
制作:2017年 カナダ
原作:L・M・モンゴメリ
製作総指揮:モイラ・ウォリー=ベケット

キャスト
アン・シャーリー(エイミーベス・マクナルティ)(上田真紗子)
マリラ・カスバート(ジェラルディン・ジェームズ)(一柳みる)
マシュー・カスバート(R・H・トムソン)(浦山迅)
ダイアナ・バリー(ダリラ・ベラ)(米倉希代子)
ギルバート・ブライス(ルーカス・ジェイド・ズマン)(金本涼輔)
レイチェル・リンド(コリーン・コスロ)(堀越真己)
ジェリー・ベイナード(エイメリック・ジェット・モンタズ)(霧生晃司)

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シーズン2のアンは少し大人になった印象。Netflixシリーズ『アンという名の少女』シーズン1~3独占配信中

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