穂村弘の最新対談集『あの人と短歌』(NHK出版)、85ページを読んで戦慄した。 小説家・高原英理との対談の終盤で、穂村さんが言う。《例えば僕は、枡野浩一の活動がずっと気にはなりつつも、どこかで自分にはわからない、と言う感覚が拭えずにいました。》《しかし、斉藤斎藤や永井祐が出てきた時に、枡野さんとは違って、「これはわかるな」と思えた。》……。 ※この記事は『クイック・ジャパン』vol.154に掲載のコラムを転載したものです。 わからない永井祐 永井 祐『広い世界と2や8や7』 穂村さんとは七回くらい、対談
|
|