ピン芸人・ヒコロヒーは、「迫感のある日々の中」でひとりの男のラジオに救われていた。その番組への想いを自らが綴る──。 ※本記事は、2020年10月24日に発売された『クイック・ジャパン』vol.152掲載のコラムを転載したものです。 淡々と、音楽にことづけて 28周年を迎え、29年目に突入するという『山下達郎のサンデー・ソングブック』が10月4日に放送された。この長い歴史の中で私がリスナーになったのはここ10年ほどのことである。 放送1000回目や、25周年のときなどは、達郎氏は少なからずうれしそうにしていた気がしたも
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